ホーム   english
 
Yoshihiro Tomikawa's Homepage
 
論文講演研究リンクプロフィール
 
【過去の日記】
2002年 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2006年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2007年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2009年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2011年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
 

2011年10月24日 月曜日
Facebookに登録。気が向いたときに発信予定。
 
 
《Diary 2010年04月》

2010年4月24日 土曜日

SMILESの観測が停止の情報が朝日新聞に出た。かなりよいデータが取れているようなのでなんとか復旧してほしいのだが。


2010年4月23日 金曜日

Birner [JAS, in press]を読む。去年もらってアブストしか読んでいなかったのをようやく読んだ。内容的には、冬の中緯度TILの形成に残差循環が効きますという話。長いけど話はシンプルで読み易かった。それ以上に感心したのが、イントロ。対流圏界面高度の決定メカニズムについて、非常にわかりやすくまとめてある。これをベースに1回セミナーをしてもよいかなというくらい。自分が論文を書くときにもこのレベルのイントロを書けるように心がけよう。

O先生を囲む会に出席。数年ぶりにお会いする方々も何人かいて、楽しく飲んできました。


2010年4月15日 木曜日

ある論文のレビューを終えてコメント送付。図から読み取れる情報と本文に書いてあることが違いすぎて疲れた。


2010年4月14日 水曜日

ECMWFのサイトで、ある程度信頼できる天気予報の期間が初めて10日を超えました、というニュースを発見。これは月間ベースなので、年平均ではまだ8日といったところだが。30年前に年平均で5日だったものがここまで改善したのだからたいしたものだ。日常生活で実感するのは難しいだろうが。


2010年4月9日 金曜日

Ren et al. [GRL, 2008]を読む。2002年の南半球突然昇温時の中間圏応答をGW filteringの観点から調べた論文。彼とはカナダ時代に何度か話をしてこういうことをしているのも知っていたが、論文が出たとは知らなかった。言っていることが明確なので、非常に引用しやすそう。


2010年4月8日 木曜日

Steinwagner et al. [Nature Geosci., 2010]を読む。熱帯における水の同位体観測データを使って、TTLにおける脱水過程に対するdeep convectionとcirrusの寄与を議論した論文。cirrusによる脱水=子午面循環の上昇流に伴う脱水と考えてよいのかどうかわからんが、同位体データを使って何ができるのかには興味があったので面白かった。


2010年4月5日 月曜日

科研費不採択の連絡。はぁ、へこむ。とは言ってもへこんでばかりもいられないので、最先端・次世代研究開発支援プログラムへの応募を検討中。


2010年4月1日 木曜日

論文ゼミでTurner et al. [JGR, 2009]を紹介。1983年7月21日に南極・ボストーク基地で史上最低の地上気温を記録したのが何故かを調べた論文。総観場が例年よりも寒く、なおかつ海側からの流入も無く雲がない状態が続き、放射冷却で冷え切った結果ということのようだ。ただ、最後のダメ押しになったメカニズムについては議論の余地がありそうだった。

Feulner and Rahmstorf [GRL, 2010]を読む。ついこないだまで太陽黒点のない状態が続いていたが、統計的モデルの予測ではこれから21世紀末にかけてマウンダー極小期のようなことになる可能性があるらしい。それによって地球温暖化がどれだけ抑えられるかを調べた論文。結論としては、ほとんど効かない。21世紀末までの温暖化は4℃くらいの見積もりが出ているが、太陽活動極小の影響は0.1℃程度、大きく見積もっても0.3℃とのこと。まぁこれをどれだけ信じてよいかは難しいところだが、とりあえずそういう結果をあるモデルが出したということ。


 
プロフィールへ戻る
 
all right reserved