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2011年10月24日 月曜日
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《Diary 2004年1月》

2004年1月30日 金曜日

先延ばしになっていた並列計算に関する報告を送付。返答に1週間もかかっていては話にならん。反省。

MSTレーダーについてちょっと勉強。しかし、1次出力のデータに関する具体的なイメージがわかなくて先に進めん。困った。


2004年1月27日 火曜日

こちらの天気予報専門チャンネルでは、その日の平年最高・最低気温を表示してくれる。それによると、今は最高-2℃、最低-10℃くらいが普通のはずなんだが、トロントに帰ってきてからそんな暖かい日は経験したことがない。最低気温-20℃なら何度か経験したけど。トロントで初めての冬だけど、どう考えても例年より寒いんではなかろうかと思って飯を食いに行ったときに聞いてみたけど、こんなもんだよと言っていた。うーん。

今日は朝から視界がかすむほどの大雪だったのと、特に用事も無かったので、部屋で大人しく本を読んだり。先週のLindzen先生のセミナー以来、ちょっと触発されてMiddle Atmosphere Dynamicsの4章とか読んでたおかげで少しは理解が深まった気がする。とりあえず、大気をモデリングするのに何故浅水系を使うのかがようやく納得できたのでよかった。これもずいぶん長いこと疑問に思ってた気がするが、しっかりと教科書に書いてあったんだなぁ。もっとしっかり読みなさいということだな。

8月にビクトリアで開かれるSPARCのアブスト〆切が今週末なので、発表可能な2つのトピックのうちどっちにしようかなぁと思っていたら、〆切が3月中旬まで延期されたらしい。あと1ヶ月以上あるし、来月のGroup Meetingの発表の後なので、そのときの反応を見て新しいネタでいけるかどうかを見極めることに決定。そのためにはさっさと解析方針決めてばりばり進めないといけないんだが、ここ最近のんびりセミナー聞いたり教科書読んだりで全く進展してない。もうしばらくこの状況が続きそう。


2004年1月26日 月曜日

朝8時ごろ、突然火災報知器らしき警報が各フロアで一斉に鳴り始めた。まさかなぁと思いつつ本当だったらまずいので、上着だけ羽織ってとりあえず非常階段で下へ。玄関ホールにはたしかに数人の消防士がいて、ビルの掃除をしているおっちゃんと話をしていた。しかし、話を聞いた限りではスプリンクラーの異常ということだったので部屋へ戻る。エレベータが止まっていたため歩いて9Fまで戻る羽目になってあぁしんどい。一緒に階段を上ってたおっちゃんと、停電以来だ、とか話をしつつ部屋へ。それにしても、警報に反応した人の少ないこと。俺は初めてだったけど、警報の誤作動って結構あるんだろうか?


2004年1月25日 日曜日

アテネ五輪代表選考レース第2弾となる大阪国際女子マラソンで、坂本直子が2時間25分29秒で優勝。これまで3回のマラソン全てで好結果を残し、夏の世界選手権で暑さへの適応力の高さも示している坂本は、タイム的に高橋を2分上回ったこともあり代表当確。明らかに土佐タイプだと思ってたけど、勝ったことで大化けするかも。これで、最後の一枠を高橋と名古屋国際の優勝者で争うことになったか。ただし、有力どころはほとんど大阪国際に出てたし、土佐は名古屋には出場しないようなことを言ってたと思うので、このまま高橋が三番目に滑り込みかな。まぁまだ2ヶ月あるから大阪で負けた誰かが強行出場してくる可能性もあるし、初マラソンで好記録を出す選手がいるかもしれんが。それにしても、渋井、土佐、千葉といったメダルを狙える選手が軒並み落選とはなんとまぁレベルの高い国内選考だ。


2004年1月23日 金曜日

今日のBrewer SeminarはConstantineさんによるThe Development of a 3D Anelastic GCM on Icosahedral Gridという話。Icosahedral Gridの話は日本でも埼工大のSさんなどがしていた気がするけど詳細はよくわからん。対流活動が大きなwave dragをもたらしていると考えられる木星に適用するために非静水圧の非弾性近似を用いているそうだ。しかし、回転を与えた場合に赤道域で対流活動が起こらないことを表しているとしか思えない図を示していてよくわからんかった。

Lindzen先生が特別セミナーでInteractions of convections and waves in the Tropicsという話をした。つい先日JASに掲載された同タイトルの論文と内容は同じ。OLRのデータから計算した2次元スペクトルに現れるピークがラブラスの潮汐方程式の等価深度10-50mくらいの波動とよく一致するという観測結果について、その原因を波と対流の相互作用に求めたもの。対流活動の活発さを決めているのは境界層内の蒸発量だけど、そうして発生した対流の組織化が波によって行われ、その対流に伴うLCLでの潜熱放出が波の生成に寄与、という形の相互作用が起こっているらしい。正直、水が絡んできた時点で全くついていけなくなった。潮汐方程式の勉強をきちんとしないといかんなぁと改めて思いました。


2004年1月22日 木曜日

今日のGroup MeetingはKirillの発表だから気合入れていかなきゃなぁと思って大学に来たら、今週はお休みだった。そういえばDmitryさんにそんなこと言われた気がするけどすっかり忘れてた。

スペースシャトル・コロンビアの事故原因を調査しているInvestigation BoardのメンバーであるOsheroffさんの講演を聞きに行った。どうせ行ってもわからないので行く気はなかったんだけど、Dmitryさんが行こうというのでまぁいいかぁという感じで行った。約200人収容の教室が一杯で隣の教室を映像でつなぐほどの大盛況だった。前提となる知識が無いおかげで予想通りほとんどついていけず。基本的な話としては、打ち上げ直後にスペースシャトルとロケットを接続している部分が欠落して翼の部分に損傷ができ、それが大気突入時に広がって高温・爆発を誘発したということのようだが、勘違いしてるかも。また、その欠落は実はスペースシャトル打ち上げ時にしょっちゅう起こっているんだけど、これまでNASAはその危険性を認識していなかった、というようなことも言ってた気がするけどはてさて。

火星探査車Spiritの交信が途絶した模様。今回の火星ミッションラッシュはNASAの一人勝ちかと思ったら、痛み分けになってしまうのだろうか。


2004年1月21日 水曜日

MITのLindzen先生がChemistry Departmentに来てGlobal Warmingについての講演をするというので聞きに行った。要約すると、Global Warmingが人間生活に与える影響はたいしたことないよ、という話。Global Warmingのメカニズムに関する話ではなく、この研究の意義とか政治との絡み、といった内容だった。非常にゆっくり話をしてくれて有り難かったんだが、知らない単語が結構多くてあまり理解できず。一緒に行ったDmitryさんは、自分の論文が引用されていて喜んでいた。

Ambaum [JAS, 1997]を読む。一層モデルを使って対流圏界面の生成過程を調べたもの。そもそも一層でどうやって対流圏界面を扱うのかと思ったら、Middleworldの1つの温位面を扱い、対流圏界面は渦位勾配の極大で定義するという方法を取っていて納得。趣旨としては、対流圏界面を形成する大きな渦位勾配は、極渦境界領域と同様に波(が何かは気にしないことにして)のbreakingに伴う渦位のstrippingとhomogenizationによって形成されるというもの。特にstrippingが渦位勾配の極大の形成、homogenizationが対流圏・成層圏それぞれでの一様な(piecewise)渦位分布の形成に寄与するそうだ。そもそものstrippingとhomogenizationの概念的な説明も丁寧にされていて勉強になった。また、温位面上には必ず対流圏界面に相当する渦位勾配の極大が形成され、それが形成されないのは温位面が地面と交わっている場合のみであると主張していた。これは、渦位の生成・消滅は地面(というか境界層)でしか起こらないということとほぼ同値だと思うのでいいんだけど、Overworldは地面と交わらないのに対流圏界面が存在しない理由の説明はちょっと納得いかなかった。それから、対流圏の温度減率を考える際に用いられるbaroclinic adjustmentの概念は正しくないようなことを書いてあったが、本当にそうだろうか?まぁでも総じていい論文で勉強させてもらいました。

夜9時過ぎに突然ケーブルテレビが砂嵐になり、ケーブルインターネットもつながらなくなった。玄関の監視カメラのチャンネルだけは映るので、どうやら建物の外側の部分のケーブル回線が不通のようだ。やれやれ困ったもんだ。まぁこの日記がアップデート出来ていたら復旧しているということなんだが。

明日は旧正月。生まれてこの方そんなものを気にしたことは全くなかったんだが、中国人の多いトロントでは結構大きな話題のようだ。ESLで一緒だった中国人の人は、正月と旧正月とどちらが大事かという質問に、旧正月の方が全然大事と答えていた。テレビではそのニュースをやってるし、Eufrasioさんは日本でも旧正月をお祝いするのか、とわざわざ聞きに来た。全く、と答えたらちょっと驚いていたが。


2004年1月20日 火曜日

半年前に購入したCalling Cardが期限切れで使えなくなった。まだ半分近く残っていたんだが仕方ない。10$で2時間近く喋れるんだが、そもそもそんなに日本に電話することなんて結局なかったな。別にいいんだけど。


2004年1月19日 月曜日

マリナーズ佐々木が突然のマリナーズ退団。どうやら日本球界復帰が濃厚らしい。残念ではあるけど、家族と一緒にいたいということだからまぁ仕方ない。またハマの大魔神として頑張ってくれ。

今日のJournal ClubはAmitによるGanopolski and Rahmstorf [Nature, 2001]の紹介。氷期に見られる急激な気候変動イベントの原因が北大西洋域でのfresh waterの供給の増減に起因するというもの。また、氷期にはそういった急激な気候変動が見られるのに間氷期には見られない原因などにも触れられている。先日極地研に来て話をしていったドイツの研究者の人が同じような話をしていたけど、あのときはさっぱり話についていけなかった。事前にこの話を聞いていればなぁと思うとちょっと残念。発表後にDmitryさんとこの論文の話をしていたが、わからないことがあったので2人でS先生のところに聞きに行った。それでもやっぱりわからんかったが。

ESLの宿題に一苦労、というかかなり苦労。今回のクラスは週1回なせいか、宿題の量が半端じゃない。まさかこの年になって宿題に四苦八苦することになるとは思わなかった。


2004年1月18日 日曜日

バスケの女子日本代表が五輪出場権獲得。五輪予選となったアジア女子選手権の準決勝で、2度の延長の末、世界選手権4位、予選リークでも1位だった韓国を撃破。予選リーグでは台湾にも敗れ、五輪出場権微妙だなぁなんて思っていたのに、まさか予選リーグで大敗した韓国に勝とうとは。どっちが本当の姿なのかわからんが、何はともあれおめでとうございます。

昭和基地での高高度周回気球観測が成功した模様。記事を読んで、なるほど国境を気にしないでいいという利点があるのか、と感心。そういえば全然関係ないけど、成層圏プラットフォームの計画はどうなってんのかな。あれも測器を乗せたいと思っている研究者はたくさんいそうなんだが。

中田の2試合連続アシストなどもあり、ボローニャが勝利。これで中田加入後3連勝(試合に出てるのは2試合だけだけど)。どこまで中田効果が続くか。


2004年1月17日 土曜日

新聞の勧誘の電話がきた。こちらで最も売れているToronto Starの勧誘。こちらにも新聞の勧誘があるのかぁと妙なところで感心してしまった。

今日は炊事、洗濯、掃除とよく働いた。午後から出かけようかと思っていたけど、雪が降ってきたので面倒になって部屋でのんびり。壁一つ隔てたクリニックでは一般の人向けの鍼灸講座みたいなものをやっていたようだ。部屋を出ようとすると患者さんたちとかちあってしまうので、こういうときはちょっと不便。


2004年1月16日 金曜日

今日の午前中は依頼のあったトラジェクトリ用のデータ取得、展開、トラジェクトリ計算、作図という作業に追われる。午後はCMAMのデータ解析をしてたけど、内部ファイルの受け渡しにどうしても失敗するという問題のおかげであまり進まず。あとはごちゃごちゃメールを書いたり論文を読んだり。

今日のBrewer SeminarはLisaによるThe Joy of Simple Models。簡単に言うと、バネと振り子を組み合わせた"swinging spring"と大気の類似性を基礎として、大気中の複雑な振る舞いをいかに簡単なモデルで表現するかという話。最初に"swinging spring"というのを概要で見たときは、春がswingするの?とか間抜けなことを考えていた。バネの単振動と単振り子の問題は、どちらも高校物理でやる話だけど、その両者を組み合わせるだけでこんな面白い非線形問題になるのか、と感心。この非線形問題をシミュレートするためのモデルを作成するという作業は学部4年時の特別演習とかでやったら面白いし勉強になるだろうなと思った。この問題は線形化すれば解析的に解けるみたいだけど、ここでのポイントは、遅い振り子と早いバネ振動というように時間スケールが大きく異なると仮定することらしい。そうすることで、バネにとって振り子はゆっくり変化する基本場のように振舞うし、バネの振動の効果はパラメタライズして振り子の運動に加味される(のかな?)。これはまさしく重力波とプラネタリ波の関係で、ここからさらに彼女の研究テーマであるデータ同化の話につなげていた。これに関連して最近抱いている疑問は、モデルがどんどん高分解能になって重力波を陽に表現するようになったら、データ同化(というよりも初期値化)は現実的な重力波成分も抑える方向に働くんだろうか、ということ。質問しようかと思いつつ、頭の中でうまくまとめられなくて質問できなかった。


2004年1月15日 木曜日

予報によれば今日は気温が-20℃を超えることは無いそうだ。これだけ気温が低いと道路に塩をまいても凍結しちゃうよ、とニュースで言ってる。こちらで気温と同じくらい重視されるのがwind chill temperature (体感温度)。現在、風が強いおかげで気温が-21℃なのにwind chillは-32℃。なかなかしんどい1日になりそうだ。まぁS先生が出張で不在のためGroup MeetingもGroup Lunchも無いからいつ帰ってもいいんだけど。

未だに時差ぼけ中で朝4時起き。7時頃には大学に行ってトラジェクトリ関連の後処理とメール書きに明け暮れる。午後からようやくCMAMのデータ処理に移ったけど、自分のノートPCではいろいろと不都合があったので極地研のWSに転送してたら一日終了。


2004年1月14日 水曜日

今日の日記はひたすら懺悔。トラジェクトリのプログラムで恐れていた致命的なバグを発見してしまった。多くの利用者に迷惑をかけてしまったことをこの場を借りて再びお詫びします。不幸中の幸いは1度グリッドのデータを使っていた東大の人々にはおそらく影響ないことくらいか。それにしても、心情的にはダメージが大きい割に、自分の研究には全く関係ないというところがなんだかなぁという感じ。

今日はこの冬一番の大雪。20cmくらい積もったんじゃなかろうか。ようやく雪国っぽくなった。

今日から新しいESLのクラスがスタート。前のクラスで一緒だった人が3人いたけど、2つのグループに分けたときに全員別のグループへ。先生も前回とは違う方の先生になったので、学ぶという意味ではこの方がいいだろうな。


2004年1月13日 火曜日

今日も結局朝3時に目が覚めた。早く平常状態に戻りたい。

今日の午前中はJAXAのNくんに送る信楽での観測データのREADMEやらなんやらを作る。このデータに触るのも3年ぶりくらいなので、昔のプログラムなどとにらめっこしながらどうにか作成。午後は集中観測時のERA40を展開してECMWF現業解析のデータと合わせてせっせとお絵かき。当然ERA40の方がもっともらしいと思っていたら、現業解析のほうがもっともらしくて驚く。ERA40で使用されているモデルとデータ同化プロセスについて調べる必要があるなぁと思いつつ、そんなところまで手は回らず。

J. Karさんというオゾン層状構造を研究している人が訪ねてきた。彼はSAGEⅡやMAESTROの衛星観測データを用いて、オゾン層状構造の統計的な解析をしているらしく、俺の層状構造の論文にも興味を持ってくれたようだ。彼のSAGEⅡを用いた解析では、高度15km付近と高度25km付近に層状構造発生頻度のピークがあるそうな。20km付近の極小についてはオゾン混合比の南北勾配がほぼ無くなる高度に対応しているのかなとは思うが、その上にもピークがあるのは知らなかった。また、層状構造の発生は通常冬と春に卓越するけど、極域では夏にもかなり発生しているそうだ。Hess and Holtonが昔提唱した極渦の名残が凍結したものかと思ったら、むしろ極渦の生成に関連したものと考えているそうだ。結構面白い話だったが、観測の鉛直分解能が1kmというところがどうしても気にはなる。

昨日お休みだったDmitryさんが来たのでちょっと雑談。彼の話によれば、年末年始のトロントはやたらと暖かくて雪もほとんど降らなかったそうだ。休み明けと共に-20℃の世界に突入したらしい。関係ないけど、こっちに戻ってくる前日と当日にあった彼の発表を聞けなかったのが残念。


2004年1月12日 月曜日

まだまだ時差ぼけ継続中。結局昨夜も寝られなかったが、さすがに今日は昼間寝るわけにもいかず、夜明け直後の朝8時に大学へ。南極のS先生のコメントに対する回答を作成し、論文の修正もなんとか完了して送付。昼過ぎると眠くてしょうがなかったのでさっさと帰宅。でもまぁ今日は仕事したので満足。

クレメンスがアストロズで現役復帰。復帰するくらいなら最初から今年で辞めるなんて言わなければいいのに、という気がしないでもないが、まぁそうやってモチベーションをあげてるんでしょう。しかし、クレメンスが引退すると公言していなければヤンキースは移籍金を得、アストロズは移籍金を払わなければならなかったはずでは、と考えると、契約の国アメリカでこういうことやってもいいのか?、と思ってしまう。


2004年1月11日 日曜日

未だに時差ぼけ中。昨日の夜も結局寝られなくて、今朝の9時から午後3時まで寝てた。月曜日までには平常状態に戻りたかったけど、こりゃ無理かな。

昨日は昼でも-20℃くらいだったというのに今日は最高-1℃まで気温が上がった。一日中小雪がぱらつく天気ではあったが、おかげで外を歩いていても全然寒くない。結局帰ってきた夜の-25℃がこの冬の最低だったようだ。

ボローニャ移籍デビュー戦で中田が決勝アシスト。かつての名門チームの救世主を期待されて期限付き移籍中の中田がいきなり結果を出して非常に嬉しい。映像で見られないのが残念。プレミアの試合はこっちでもやってるんだけど。


2004年1月10日 土曜日

今日から出勤。部屋に行ったら予想通りS先生のコメントが来てた。若干の修正の後にもう投稿していいよ、ということだったので一安心。しかし、S先生から言われた論文のフォントの拡大に手間取り、それだけで3時間くらい費やした。

日本にいる間に大家さんからの頼まれごとなどをしたのでそのあたりのご報告。お礼(?)に針をうってくれた。手首と膝の裏に計4箇所うってもらった。大仰な針が出てくるのかと思ったら、先端がちょっと出ただけの小さい針だった。刺したときも刺さっているのかどうかわからないくらいでちょっとびっくり。このまま何十日でも刺したままで大丈夫と言っていたので当分このままにしておく予定。


2004年1月9日 金曜日

ぼちぼち空港に向かいます。到着する頃のトロントの気温を見てみたら-19℃の予報になってる。3週間不在にしていた間にずいぶんと寒くなったもんだ。厚手のコートをトロントに置いてきてしまったのは失敗だったか。

22時間がかりでトロントのアパート到着。乗り継ぎのアトランタでは午後5時発の乗り継ぎ便のゲートに4時50分にようやく辿り着くという綱渡りではあったけど、特に遅延も無く到着。空港からTTCを使おうと思っていたが、疲れたのと寒いのとで諦めて乗合タクシーみたいなので帰ってきた。あぁ疲れた。ちなみにトロント到着時の気温-22℃。明日の朝は-25℃だそうだ。


2004年1月8日 木曜日

PANSY研究小集会に参加。電磁流体の話もレーダーの話も全くついていけず。電磁流体の方は避けて通れば済む話だが、レーダーの方はそうもいかないのでなんとかせねば。発表の方はまぁぼちぼち。極域下部成層圏での水蒸気観測の必要性について考えることができたのと、重力波のパラメタリゼーションについて少し勉強することができたのが収穫。


2004年1月6日 火曜日

瀬名秀明のあしたのロボット読了。ロボットに心はあるのか、をテーマにした連作集。テーマ自体はロボットやAIの研究者が昔から議論してきたことだろうと思うけど、それを物語として仕上げる力はさすがだなぁと感心。かなり面白かった。

若干二日酔い気味だったけど、せっせと明後日の発表準備。しかし、レビューってこんなにしんどいんだね、という感じ。30分喋るだけのネタを集めるのはなかなか大変だ。明日中には準備完了しないといかんのだがどうなることやら。


2004年1月3日 土曜日

今日から仕事始め。トロントの大家さんから頼まれていたことも片付いてほっと一息。

昭和基地から論文のコメントが届く。基本的にはOKなんだけど、ちょっと考え込んでしまうコメントもあるのでせっせと頭をひねらねば。

中田のボローニャ期限付き移籍が決定。再びかつての輝きを取り戻してくれ。少なくともこれで出場機会が増えそうなので、それだけでも嬉しいけど。ついでに野人・岡野のレッズ復帰も決まった。

バスケの全日本総合選手権女子準決勝でシャンソンが富士通に敗れ、ジャパンエナジーとの2強時代に幕。アイスホッケーの王子・国土の2強時代よりも長かったジャパンエナジー・シャンソンもようやく崩れたか。日本女子バスケの復活の兆しか凋落の始まりか、今後に注目。


2004年1月1日 木曜日

あけましておめでとうございます。個人的にも世間的にも今年が良い年でありますように。

二階堂黎人の猪苗代マジック読了。水乃紗杜瑠シリーズの長編。新本格の王道に立ち戻ろうとする努力はうかがえるが、謎解きがどの程度論理的かは判断できず。それよりも、個々の人物描写がちょっと浅い感じ。犯人の動機もさっぱりわからん。

年末からせっせと行ってきた再インストール作業がようやく一段落。データのバックアップに一部失敗したが、致命傷にはならずに済んだ。ぼちぼち8日の発表内容を考えないと間に合わなくなりそうなので、明日からは切り替えていかねば。


 
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