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2011年10月24日 月曜日
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《Diary 2006年9月》

2006年9月28日 木曜日

粒跡線上の紫外線照射量を計算するプログラムを作成する必要に迫られてちょっと停止中。日照時間まではなんとかなったが、紫外線照射量となるとちとしんどい。そもそもどの波長を取るかから考えないといけないし、オゾンと酸素分子のどちら、または双方考慮する必要があるのかどうかも波長次第だし。さてどうなることやら。


2006年9月22日 金曜日

ふと気付いてみたら1週間が終わっていた。今週も雑用は多かったが、解析や結果の解釈にもかなり時間を取れたのでよかった。来週は再びJARE48関係の雑用に費やす時間が長くなりそう。日曜日に休日出勤の予定。


2006年9月16日 土曜日

北村薫の紙魚家崩壊読了。雑多な短編集。紙魚と書いてしみと読むそうだ。カチカチ山の新解釈は面白かった。たしかにこれは子供には聞かせられん。


2006年9月15日 金曜日

研究所内でゴッキーとご対面。出会いさえしなければお互い幸せでいられるのに...。でも自分の部屋とかではないのでとりあえず無視。そして今日はせっせと来週の勉強会用のスライド作り。今回のネタはQBO。極地研でQBOとはこれいかに。しかし、子午面循環、突然昇温ときたら、これをやらないと話がつながらないから仕方ない。これが終わったらオゾンホールで締めの予定。


2006年9月14日 木曜日

神山裕右のサスツルギの亡霊読了。史上初めてかもしれない昭和基地を舞台にしたミステリ。あまり他人事ではないので純粋に楽しめず。越冬経験者が読んだらどう思うのか聞いてみたいところだ。たしかに昭和基地で事件が起こった場合の捜査権がどうなるかは気になるところだ。


2006年9月13日 水曜日

久々に自分の研究課題についてのんびり考える時間が出来た。うーん、方針を変更すべきか否か。従来使われていた式を変形して、これまでとは異なる解釈の仕方を与えられるのではと思って頑張ってみたが…。キャンセルする2つの項の残差として表されていたものを1つの項にまとめることが出来たので、解釈にはこちらの方が適しているだろうと思ったのだが、どうにもうまい解釈を思いつかない。結局従来どおりの説明に従うしかないのか…。


2006年9月10日 日曜日

休日出勤でせっせとデュアルブートマシン2台のセットアップ。どうにか終了。今年のオゾンホールをチェックしてみたら、いつのまにやら拡大している。先日見たときは、今年のオゾンホールは発達しないなぁとか思っていたのに。この急速な発達の裏には何が?


2006年9月8日 金曜日

JASからpage proofsが来ていたので午前中はその校正作業。午後はまず研究組織再編の説明会に参加。先進プロジェクト研究グループというのが具体的にどういうものになるのか気になるところ。その後は宙空のグループミーティング。あとはせっせとデュアルブートマシンを2台セットアップする作業。しかし全然終わらず。手元にUSB接続のCD-ROMドライブがないからネットワークインストールをしているがめんどい。

高里椎奈の深山木薬店説話集読了。薬屋探偵妖綺談の短編集。シリーズ全部を覚えているわけではないから分からない話も多数。シリーズ終了後も書かれているけど、近い将来にシリーズ終了ということだろうか。


2006年9月4日 月曜日

BSMILESの担当の方々は午前3時に観測所へ行ったようだが、大気球に関係ない我々は4時半に観測所へ。のんびりBSMILESの放球を見学するつもりだったが、ここで初めて我々の観測に使う気球が600gになっていることを知る。こっちに来る前は2000gの気球と聞いていたんだが。そのあたりの話を責任者の方とするも、事前の連絡不足、600gでも大丈夫というY先生の言葉などもあり、1発目はとにかく600gで放球することに。昨日のミーティングに参加していれば、この情報ももっと早く得られたんだが…。認識が甘かった。BSMILESの放球はほぼ順当。ただ、6時30分の放球直後にかなり北に流され陸上に行ってしまったのは結構怖かった。また、Mさんの測器用に付けた遮光板がほぼ放球と同時に真っ二つに割れて落下。しょっぱなから波乱含み。

7時頃に旧受信点に上がり、1発目のオゾンゾンデの準備を開始。しかし問題噴出。まず、オゾンゾンデのポンプ排気口とオゾンスクラバをつなぐチューブを持ってくるのを忘れ、圧力計のチューブで代用。さらに、流量計にオゾンゾンデのカソードセルをつなぐチューブも忘れたようで、こちらはオゾンスクラバのチューブで代用。オゾンゾンデの暗電流値測定中にKTUのNO-LOポートから吸気チューブが外れて測定やり直し。しかし、暗電流値が規定まで下がらず、カソード溶液をよく振ってから入れ替えてどうにか規定に近い値になったのでOKということに。これは規定値を見直す必要があるか。グラウンドチェックが完全に終了する前にラジオゾンデをGC25から外してしまったため、グラウンドチェックを最初からやり直すことに。しかもその過程で湿度センサーの片方をどこかにぶつけたようで妙な値を示すようになり、予備のラジオゾンデに交換。ラジオゾンデにオゾンゾンデインターフェースをつなぐ際、ラジオゾンデ側のコネクタが曲がっていたりしててこずる。そうこうするうちに放球予定時刻を過ぎ、放球班の方々に多大な迷惑をおかけしてしまった。予定より30分遅れで放球してみると、上昇速度が2m/sちょっとしか出ず、なかなか上がらない。そうこうするうちにラジオゾンデの注水電池が切れたようで受信できなくなり、観測終了。公称135分もつ注水電池だったんだが、起電から丁度2時間、接続してから1時間15分、放球から1時間で切れたようだ。その時点でオゾンゾンデは7km強までしか上がっておらず、高度10km以上を測定するBSMILESのバリデーションにならず。注水電池の起電方法について確認せねば。

1発目の観測中から2発目の準備を開始。ラジオゾンデの注水電池コネクタをリチウム電池につないだ即席のラジオゾンデ用電池を作っていただき、観測時間の問題は解決。オゾンゾンデの暗電流値測定で再び規定値まで下がらず、結局カソード溶液入れ替え。オゾンゾンデインターフェースをつないでもデータが受信できないのでよくよく見てみたら、コネクタが上下逆だったり。それでも今回は予定通り1時50分にオゾンゾンデを観測所に送ることが出来てほっと一安心。観測所では当初要望していた2000gの気球をいつのまにか用意してくれていて、2時20分に放球。今度は6m/s程度のちょっと速いくらいの速度で約34kmまで上昇し、バースト。GPSのデータが高度24km付近から取れなくなったのは予定外だったが、オゾンのデータはきっちり34kmまで取得でき、BSMILESのバリデーションという当初予定はどうにか達成。また、JARE48のNさんとSくんの練習という意味でも、トラブル続発で忘れがたい練習になった(←ポジティブな解釈)。

その後は撤収作業。ここで梱包してそのまま南極に行くものもあるので、Nさんと相談しつつ、箱を作成。今回忘れたものやもう1セット揃えなければならないものなどがあるので、極地研に帰ってから多少頑張る必要があるかも。マニュアル&チェックシートのアップデート、この観測の報告書作成などもせねば。


2006年9月3日 日曜日

午前中はOさんと共に旧受信点に荷物を持って上がって開梱&アンテナ設置作業。去年の反省を生かさず、今年も鉄パイプを現地調達。去年で勝手はわかっていたので案外楽に設置。GPSでステーション情報を取得できることまで確認。

昼飯後、Nさん、Sくんが到着。Sさんからゾンデの重量を量りたいという話があったので一式持って観測所で待機。なかなか順番が回ってこなかったので、旧受信点に上がってNさん、Sくんと共にオゾンゾンデの3~7日前準備とデジコラ&PCによる受信の確認作業。このあたりまでは特に問題も無く順調だった。ただ、作業のために夕方のミーティングに参加できず。あとあとこれが厄介なことに…。


2006年9月2日 土曜日

BSMILESバリデーション用のオゾンゾンデ観測のため三陸へ。途中の電車で酔ったのかなんなのか体調が悪く、宿についてもあまり飯も食えず。今日になって急遽予定が早まり、9/4放球予定。明日のセットアップがうまくいかないと、昨年に引き続き徹夜作業ということになる。さすがに大丈夫だとは思うが…。


 
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