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2011年10月24日 月曜日
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《Diary 2009年11月》

2009年11月24日 火曜日

例年より4日早く、第51次南極観測隊の隊員が日本を出発。今年は残念ながら見送りにも行けなかったけど、頑張ってきてください。


2009年11月18日 水曜日

Sigmond et al. [GRL, 2008]を読む。CO2 doubling実験をlow-top modelとhigh-top modelで行った際に現れた差が、well-resolved stratosphereの有無ではなく、GWD parameterization settingの違いに起因することを示した論文。Dynvarの趣旨とはずれるだろうが、非常に面白い。特に、GWD parameterizationのschemeの違いではなくsettingの違いでこれだけ差が出てくるとは。モデルで再現された気候変動の解釈がより難しくなった感じだ。


2009年11月17日 火曜日

気水圏シンポでの2件の発表が終了。来週から気象学会、KANTO合宿、MTI研究集会、PANSY研究集会、南極観測シンポと発表が続くので、ここらで一息入れて充電。ついでに今後の研究計画もぼちぼち考え中。大きなところとしては、対流圏界面の話、突然昇温の話、極渦内への輸送の話、捕捉波の話、MLTの話といったところ。ただ、マルチタスクの才能が無いようで、同時並行で解析というのがなかなか難しい。1月のニーオルスン出張の際に解析の時間をたくさん取れそうなので、それまでに方針を決めてしまおう。


2009年11月15日 日曜日

極地研で南極北極ジュニアフォーラム開催。第6回となる中高生南極北極科学コンテストの授賞式と提案の発表も兼ねている。最近の中高生の発表技術はすごく、パワポの使い方を教えてもらいたいくらい。また、内容的にもため息が出るほど感心してしまうようなものもあり、刺激をもらいました。


2009年11月12日 木曜日

宙空シンポ1日目終了。多少予想外のトラブルはあったものの、概ね許してもらえる範囲内だったような。明日のシンポが終了してもおそらく気は全然休まらなさそうなのが問題といえば問題。


2009年11月9日 月曜日

先代しらせの売却先がウェザーニューズに決定。どうなるかことかと思っていたが、本当によかった。同時に山内先生が52次隊長を務めることも発表。

南極ワンダーなるホームページの存在を初めて知る。なぜ極地研ではなく文科省がこれを作っているのか謎だ。手間がかかるのがちょっと問題だが、オリジナルオーロラの作成というのは面白い企画だ。


2009年11月6日 金曜日

英文校正が終わったので論文投稿。年内にreviewが返ってくるかどうかといったところ。1月の海外出張中にのんびり改訂案を考えられる状態になるとよいのだが。


2009年11月5日 木曜日

51次隊宙空関連隊員の壮行会。1次隊参加の方とお会いするなどなかなか面白い会でした。御年85歳とは思えない。南極帰りの方々は皆さん本当に若いなぁ。

先延ばしにしていたreviewをようやく完了して送付。あまり具体的なコメントをできなかったのがちょっと心残り。


2009年11月4日 水曜日

1年前に出版された自分の論文がJGR AtmospheresのTop Weekly Downloadsの1位になっているのを発見。どこのどなたか存じませんが、ダウンロードしてくれた52人の方々どうもありがとうございます。何故今頃になってというのが物凄く謎だが。


2009年11月2日 月曜日

Lee et al. [GRL, 2009]を読む。Aura/MLSの温度データから全球のGPHを計算し、中間圏のNAMを初めて観測データから示した論文。突然昇温時の中間圏の応答について、気になる図&記述があったりして、大変興味深い。こちらも解析を急がないとまずいか。


 
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