2005年8月30日 火曜日
今日は雑用の日。まずはPMGの最終原稿に関する確認と修正のメールをもらったので対応。次に観測関連の荷物整理と簡単なレポート作成。最後にトラジェクトリに関する問い合わせに対応。本当は融合センターで購入するサーバとハードディスクの選定までしたかったけど、時間も元気も無く断念。続きは明日。
2005年8月29日 月曜日
朝からS先生と共に観測所へ。ご挨拶等を済ませ、旧受信点から荷物を観測所へ下ろし、発送。陸上に落ちた前日の気球が発見されず、観測所の方はおおわらわ。捜索のためにヘリまで駆り出されていたが、これがまた優れもので、現地到着後すぐに気球を発見し、予定よりも1時間以上早く帰還。そこで回収班が結成され、車で片道3時間かけて回収に向かっていったが、こちらは昼頃一足先にお暇。約6時間かけて帰京。事前準備の大切さと、自分の不手際を思い知った観測でした。データが取れたのがまぁ救いではあったが。
2005年8月28日 日曜日
午前0時30分にオゾンゾンデの3-7日前準備が終了してから、当日準備の作業内容確認、データのアーカイブ方法の確認などを行い、改めてGPSの設定をいじるがどうにもうまくいかず断念。データが取れないわけではないのでまぁいいか、と。そのまま午前2時半から当日準備開始。3時半にはMさんも来て、5時頃には準備を完了し、Mさんがオゾンゾンデを持って観測所へ降りる。そこからは観測所の方でミーティング、荷姿作成、噛み合わせ等があったが、旧受信点の方はときどき下からの問い合わせに答える程度で暇なので、いらなくなったものからぽつぽつと梱包。そうこうするうちに6時を過ぎるがなかなか放球されない。できるだけ太陽高度が高いときに観測したいという光学オゾンゾンデ側の事情から、風の条件が許す限り待って7時40分ごろ放球。ゴンドラからECCオゾンゾンデを巻き下げるのに失敗したらしく、GPSのデータがほとんど受からない。しかしそれ以外はほぼ順調で、結局高度51.5kmまでいった時点で気球が陸上に来てしまったために切断・落下。その後、データのバックアップを取り、撤収作業。梱包が終わった時点でMさんと共に宿に戻る。明日から院試というMさんは帰仙し、俺は爆睡。夜中にS先生が到着。
2005年8月27日 土曜日
朝から大気球観測所へ。朝のミーティングを終えてから、セットアップのために荷物と共に旧受信点へ。とりあえずGPSの受信関係のセットアップが最初だと思ったので、アンテナ・デジコラといった必要最低限のものだけまず設置。特にアンテナの設置にてこずり、Mさんのご協力がなければどうしようもなかっただろう。これで午前中終わり。午後は極地研で出来なかったGPSの受信関係のデジコラとPCの設定。しかしどうしてもうまくいかない。そうこうするうちに夕方のミーティングに出席したMさんから放球が1日早まって、明日の午前6時になったと言われる。というわけでそのまま作業続行するもどうしてもうまくいかず、S先生に問い合わせの電話。しかしここでもっと根本的な問題発覚。本当に観測できるの?と心配されつつ、GPSの方はとりあえず棚上げしてオゾンゾンデの3-7日前準備を行う(もう前日だけど)。この作業が終わったのが午後12時半ごろ。Mさんには宿に戻ってもらい、徹夜作業。山頂に光り輝く旧受信点には蛾の大群。窓が蛾で覆われ、その一部は中に入ってきたおかげで歩いたり座ったりするのにも蛾を潰さないように気をつける有り様。
2005年8月26日 金曜日
高高度気球観測のため三陸入り。移動に約6時間。途中の釜石線で河童の町・遠野を通過。こんなところにあったとは。Mさんに吉浜駅でピックアップしてもらって宿へ。夕食は非常においしい海の幸、ビール付き。非常にハッピーな一日。
2005年8月25日 木曜日
どうにか気象学会の予稿をでっちあげ書き上げて送付。明日は三陸への移動日。やはり台風が道連れになりそうだ。
2005年8月24日 水曜日
どうやら台風と共に三陸行きということになりそうだ。電車さえ止まらなければそれでも一向に構わんのだが。
2005年8月22日 月曜日
Haynes [ARFM, 2005]を読む。中層大気力学のレビュー論文。Haynesさんの論文にしてはわかりやすく書いてあった。Vortex
dynamicsのあたりはさっぱりだったけど。AOの下方伝播の話もあって、頭の中を整理するのに役立った。
2005年8月21日 日曜日
亀田が東洋太平洋タイトル獲得。初めて見たけど、ガードを全く下げない堅実な戦いぶりに驚いた。どうでもいいパフォーマンスはリングの外だけらしい。
2005年8月20日 土曜日
西尾維新のネコソギラジカル 中巻読了。よくわからんこのシリーズもあと1冊。どういう終わり方になるのやら。
2005年8月19日 金曜日
森博嗣のダウン・ツ・ヘブン読了。初めて読んだときはまさかシリーズ物だとは思わなかったこのシリーズもぼちぼち佳境か。作者の森博嗣氏は名大を離れたそうな。
2005年8月18日 木曜日
鈴木光司のアイズ読了。短編を集めて1つの物語に収束させているみたいだけど、中途半端さが拭いきれていない感じ。
今日は昨日の続きでコロキの構成を考える。大体決まったので論文読みでお勉強。今回のお題は極向き伝播の表現方法とQBOとの類似・差異。コロキの準備は終わると思うんだが、気象学会の予稿はどうしようかな。
2005年8月17日 水曜日
ドイツW杯アジア地区最終予選で日本がイランを2対1で降す。前半は裏へのパスが面白いように通って圧倒的優勢。後半はイランがそのあたりを多少修正したみたいでほぼ互角。まぁ満足のいく結果か。
観測はどうやら1週間くらい延期のようなので研究所でお仕事。まずは5日間不通という異常事態だったメールの復旧。転送設定を変えて回避。それから出張関係の書類書き。あとは今後の解析方針とコロキの内容を考えていたら1日が終わってしまった。続きはまた明日。
2005年8月16日 火曜日
今日も朝からJAXA/ISASで光学オゾンゾンデの温度・気圧試験。結局2日で2台やって終了。セットアップが終わっていれば頑張って1日2台が限界か。明日から観測に行く予定だったけど放球予定が繰り下がりそうなので出発も遅れそう。
2005年8月15日 月曜日
朝からJAXA/ISASで光学オゾンゾンデの温度・気圧試験。単なるお手伝いなのでほとんど仕事してないけど。夜はドイツ家庭料理のお店で初めてヴァイスビールとやらを飲む。なかなかおいしい。
2005年8月14日 日曜日
麻耶雄嵩の神様ゲーム読了。未だに続いていたミステリランドの1作。かつて子供だったあなたのための、というコンセプトに反するとしか思えないエグイ終わり方。結局真相もよくわからんかった。
明日の朝一からJAXA/ISASで光学オゾンゾンデの試験があるので夜のうちに淵野辺入り。
2005年8月13日 土曜日
西沢保彦の腕貫探偵読了。軽い作品でなかなか楽しめた。
世界陸上男子マラソンで尾方が銅メダル、高岡が4位。予想以上の結果。女子は可能性があるとしたら小幡だけかなと思っているけどどうなるか。
2005年8月12日 金曜日
中国から帰国。雷雨で便が遅れるかと思ったけどほぼ予定通り。
東野圭吾のさすらう刃読了。東野圭吾にしては心理描写が甘い気がした。殺人犯の家族に関する話のときはもっと深かったような気がする。でも面白かったけど。
2005年8月11日 木曜日
気づいてみたらIAMAS最終日。日記を書くのをサボっていたらいつの間にやら1週間もたっていた。自分の発表は昨日で終了。発表自体は特に問題なかったと思うけど、聴衆の興味を引くことは出来ず。帰ってからの観測と解析の方に既に気持ちはいってしまっている感じ。会議の方はキャンセル続出で全体的に倦怠感が漂っている。中層大気関係はそもそもIAGAがあったばかりだからほとんど参加者がいないが。北京の印象としては、自動車優先歩行者軽視、席取り合戦などを見てかなり引いた。周辺でぼったくりタクシーにやられた人の話も聞くし。ご飯がおいしいのはありがたいんだが。
いつの間にやら世界陸上も進行中。男子400mHで為末が2度目の銅メダル獲得。王者サンチェスが途中棄権という幸運はあったけど、たいしたものだ。室伏の欠場はやはり残念。出ててもチホンには勝てなかっただろうけど。あとは棒高跳びの沢野、男女マラソンといったところで終わりかな。
西尾維新のネコソギラジカル上巻読了。もう何かなんだかわけわからん。まぁ面白く読んではいるが。
2005年8月3日 水曜日
西尾維新のヒトクイマジカル読了。前半はボケツッコミの本かと思った。まぁ面白いけどストーリーはやっぱりよくわからない。
ようやくという感じでデジコラの設定完了。発表用スライドも作成したけどかなりダメ出しを喰らってしまったので、飛行機の中ででも修正するかな。北京へは明日出発。
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