1次隊からの公式映像など、貴重な映像のデジタル化を進めています。
オリジナルフィルムは環境の整った所蔵庫に保管しています。
2014年現在の公式映像等所蔵数
南極観測公式映画(ポジ)48本
公式映画原版(ネガ) 48本
デジタルBetacom 原版(β-1-48)
ポジ保存版⇒ユーマチック、31本
レーザーディスク(63本)⇒DVDに移行
ニュース映画(28本)1~5次隊⇒デジタル化
他社映画
岩波映画、毎日映画社、読売映画社、日映新社、共映産業、共映
映画フィルム内訳
1. 公式記録映画
原版:公式記録映画 47作品 DVD化
公式映画保存ポジ 18本
公式映画貸し出し用ポジ 33本
2. ニュース映画 28本
3. 外国記録映画 17本
4. 訓練等記録映画 8本
5. ビデオ(DVCAM)素材
6. 公式映画ネガ、ラッシュ 150本 未整理
2017年に発見された、第3次隊長 永田 武 氏撮影の映像を追加しました。タロ・ジロと永田武など、貴重な映像を紹介しています。
→ 映像 2ページ目をご覧ください。
第1次越冬隊員 村越 望 氏撮影の8mmフィルムから一部をご紹介します。2015年に寄贈された資料で、かなり劣化が進んでいたためデジタル化した映像に乱れがあります。
「No.1 接岸まで 第1次越冬」より
宗谷船上の様子。シンガポール~ケープタウン間。犬たちの船旅は暑くて辛そうに思えますが、実は犬用の船室だけクーラーが付いていました。
日本で唯一南極で越冬した猫、たけし。
縄張りを今日もパトロールしています。
たけしの映像は大変貴重です。
出航前の雪上車積み込みから、出航直後までの様子です。出航後も見送りのボートやヘリが次々とやってきます。
南極で生まれた子犬が8匹います。途中で写る白い成犬が母犬のシロ子です。彼らはシロ子と共に日本へ帰りましたが、そのうち2匹は4次隊で再び、生まれ故郷の南極を訪れることになります。(白犬のユキと短毛ブチのボト。一番上の画像では右の2匹)
»「北村コレクション」では寄贈された資料の中から子犬の写真を数点紹介しています。
犬橇を引くりりしい樺太犬たち。
最初のうちは人が先導して走る方向を指示します。でも、たまに道を間違うことも…。
船旅をのんびり楽しんだ犬たちは、橇を曳くことを忘れてしまい、慣れされるのに苦労したそうです。
ペンギンも初めて見る人間を歓迎しているようです。今でもペンギンがしらせや昭和基地周辺に遊びに来ます。
「ペンギンの国」より- 文部省制作、撮影・編集 朝比奈菊雄
観測隊員を残して南極を離れる宗谷。 宗谷から撮影された映像です。猫のたけしも一緒です。
樺太犬は寒さに強いので、体に雪が積もっても平気です。ペンギンと樺太犬のシーンもあります。