南極点を目指して
国立極地研究所名誉教授 村山雅美に関する資料です。
1次夏、2次夏、3次越冬、5次越冬、7次夏、9次越冬、15次夏
第9次越冬中に日本人として初めて南極点到達を成し遂げました。
南極点に到達した雪上車は、日本機械学会の「機械遺産」に認定されました。
そのうちの一台KD604は国立極地研究所 南極・北極科学館に展示されています。
また、2018年にはご遺族から南極点到達の顕彰状・雪上車の模型などが寄贈されました。こちらも南極・北極科学館で実物をご覧いただく事ができます。
詳細はこちら (極地研究所トピックス)
第1次夏隊員であった村山氏を乗せた宗谷は、11人の越冬隊員を残して昭和基地を去ります。
この時のことを、のちに「悲愴感に満ち満ちた別れは、現在の「ふじ」の離岸では想像もつかないものであった」と記しています。(「南極点への道」P.168)
手を振る隊員達の様子を「映像」のページで紹介しています。「さよなら宗谷」をご覧ください。