15次越冬隊長 村越望氏の日記
JARE隊員・観測船乗組員などから寄贈された資料です。
各種資料の整理・保管、ネガ・ポジのデジタル化、デジタルアーカイブへの登録などを進めています。
村石氏撮影の写真と、隊の記念アルバムで使われた写真が収められたアルバムをデジタル化しています。
樺太犬トチが「お手」のポーズをしており、隊員と犬たちの親密な関係がうかがえます。村石氏が休みの時にはよくトチを連れて犬スキーをしていたそうです。
一部に汚れや色褪せも見られますが、色鮮やかに当時の風景が残されています。
この写真は船上で撮影された集合写真で、越冬隊員15人に夏隊の立見隊長が加わっています。
後列左から：木崎、石田、土屋、福島、松田、村石、佐藤、深瀬、大瀬
前列左から：景山、吉田、立見、鳥居、榎本、村越
ポジフィルムのスライド・ネガフィルムを一式寄贈して頂きました。
スライドには細かい情報が記載されており、日付・人名など詳しく辿る事が出来ます。詳しく情報が記入されている物は、デジタルアーカイブで公開しています。それ以外の物も公開に向け整理を進めています。
デジタル化した写真はこちらから→
左の写真（船上）
右の写真（セスナ）
磯貝氏、西堀越冬隊長
1月29日に16名が調査に向かい上陸し、直ちに国旗・海上保安庁旗を掲揚しました（写真中央・後方に小さく写っています）。後にこの島は弁天島と命名されました。（参考：写真広報別冊「神秘の南極」）
弁天島は西オングル島から西の方にある小島です。
宗谷が到着すると、たくさんのペンギンが見学に訪れます。
ペンギンが現れると、たくさんの人間が撮影に来ます。
宗谷が定着氷につくと、まず乗組員や隊員が船の周りでスキーの練習を始めました。歓迎に現れたペンギン達が南極の地を案内してくれているかのようです。
