寄贈資料紹介
犬係（ご本人によると、「犬かかり」）の北村氏。タロ（黒）、アク（白）と一緒に（第3次）
バイオリンを演奏する北村氏、オルガンは若井隊員 （第3次）
手前の犬はシロ、奥はリキ？ （第1次）
専門であるオーロラの観測写真 （第3次）
がんばる樺太犬たち。 慣れないうちは、方向を示すために北村氏自ら先導して走っていたそうです。 （第1次）
南極で生まれた子犬たちと母犬のシロ子です。後ろから先導犬のシロがこちらを見ています。
子犬の名前：左の白はユキ、隣の毛が長い方の白黒がミチ、右の白黒はボト （第1次）
母犬シロ子と共に帰国中の子犬8匹。
子犬の名前はこちらの画像からご覧になれます→ 
子犬の写真は少なく、名前を特定できる資料もごくわずかです。8匹揃っている写真は特に貴重です。
雄3匹（ヨチ・マル・ボト）、雌5匹（ユキ・ミチ・チャコ・スミ・フジ）のうち、ボトとユキは4次隊で再び南極へ向かい越冬しました。 （第1次）
ペットとして連れて行ったアク（白）、トチ（灰褐色）、ミヤ（白黒・雌）の3匹。南極へ向かう宗谷船上にて。南極では先輩犬タロ・ジロと共に過ごし、アクとトチは彼らと一緒に小型の犬橇を引けるまでになりました。 （第3次）
越冬を終え宗谷に戻った時は長髪に髭だった隊員も、さっぱりと身だしなみを整えて帰国に備えます。越冬隊11人が揃っている写真は非常に少なく、この写真も一人足りません。
西堀栄三郎著「南極越冬記」口絵の写真です。ネガに傷がついてしまっています。
拡大すると犬の表情まで見えます。垂れ耳の犬はポチと思われます。
天測点近くから昭和基地を見下す位置に置かれました。台座の老朽化のため49次隊が持ち帰り、現在は極地研究所に保管されています。一緒にいる犬はアクです。
南極観測準備期に撮影された、稚内の樺太犬訓練所の様子です。北村氏の隣の犬は後に先導犬として活躍するシロでしょうか。
なお、当時北大の学生で樺太犬の育成に関わった安藤久男氏（のち、10次越冬隊員）から寄贈された樺太犬訓練写真データも所蔵しています。
JARE 1957-1958 IGY
（バイオリンを弾いている写真で、北村氏の袖に付いているワッペンと同じもののようです）
ヤッケ
南極地域観測記念（左） AGU （American Geophysical Union）（右）
風呂敷
| 年次（隊次） | 状態 | 数量 | タイトル | 内容 | 画像 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1次 | 衣類 | 片側 5 | オーバー手袋（紺） | キタムラ、小林、佐伯富男のネーム | 
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| 衣類 | 1 | 皮手袋（黒） | |||
| 衣類 | 1 | ブリザードマスク | B.T.K.北のネーム |  |
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| 衣類 | 1 | リュック（帆布製） | G.KITAMURA BTKのネーム |  |
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| 衣類 | 上下1式 | 羽毛服（紺） | K.MOMOSE（上）、大瀬正美（下）のネーム |  |
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| 衣類 | 上下1式 | ヤッケ（若草色） | 吉田長のネーム | ||
| 衣類 | 下 1 | ヤッケ（ベージュ） |  |
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| 衣類 | 上 1 | ヤッケ（濃青） | |
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| 衣類 | 下 1 | ヤッケ（エンジ） | |||
| 衣類 | 下 3 | サージズボン | Mr.B.T.Kitamura |  |
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| 衣類 | 1組 | 手袋（毛糸、赤） | |||
| 衣類 | 片側 1 | 手袋（毛糸、赤） | 指先5本ともないもの | ||
| 衣類 | 片側 1 | 手袋（毛糸、緑） | ニジホリ？（刺繍）のネーム | ||
| 衣類 | 片側 1 | 手袋（毛糸、緑） | |||
| 衣類 | 1 | 目出帽（毛糸、黒） | |||
| 衣類 | 1 | 暴風ズキン（ナイロン、黄） | 北村泰一、TOYAのネーム |  |
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| 装備品 | 1 | 袋（ナイロン、黄） | 北村泰一のネーム | ||
| 装備品 | 1 | ナイフ（刃渡り14cm） | 皮ケース付 |  |
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| 1次 | 記念品 | 2 | IGY記章 | JARE 1957-1958 JGY | |
| 3次 | 記念品 | 1 | 粗品 南極地域観測隊第三次観測記念 | 風呂敷 | |
| 碑 | 1 | 福島紳君この地に逝く | 福島ケルン碑のレプリカ |  |
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| 1次 | 旗 | 1 | 日本国国旗（激励サイン入り） | 北村泰一君 祈御健闘 石崎家より |  |
| 1966 | 記念品 | 1 | 秩父宮記念学術賞メダル | 1次越冬隊に送られたもの 新聞記事有 |  |
| 1次 | 記念品 | 1 | 南極観測第一次遠征記念壁掛 | 上陸 1957.1.30 2.5７ 朝日新聞社 |  |
| 1987 | 記念品 | 1 | 村越望氏退官記念の升 | 望 1987.2.27のサインあり |  |
| 記念品 | 1 | ネクタイピン 南極地域観測記念 | |
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| 記念品 | 1 | ネクタイピン AGU | |||
| 焼き物 | 1 | タロ、ジロの置物（焼き物） |  |
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| 焼き物 | 1 | ぐい吞み | オングル島の岩で作ったもの |   |
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| 1次 | 額 | 1 | 昭和基地全景写真額 | 1次隊藤井恒男氏撮影 |   |
| パネル | 3 | 写真パネル（約100×70cm） | 海氷上の犬橇、宗谷とペンギン、建物の組立 | ||
| 1次 | アルバム | 7 | 写真白黒ネガアルバム（べた焼き付き） | 1次隊の出発～帰国（犬、ボツンヌーテン旅行など） | |
| 1 | カメラボディ | アサヒペンタックス（ブラック） | |||
| 1 | 福島ケルン銘板レプリカ | 「福島紳君 この地に逝く」 | |
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| パネル | 1 | 写真パネル ボツンヌーテン旅行（1958） | 1978．DEC. 教育社 高森みどり氏より | ||
| 1 | テープレコーダー | SONY-KUDELSKY NAGRAⅢ | |||
| 小ダン | 1 | 羽毛服（上） | 「北村」のネーム入り | ||
| 小ダン | 1 | テントシューズ | |||
| 小ダン | 1 | スキーズボン | サージ紺色 | ||
| 2次 | 写真 | 3組 | ２次隊のプリント白黒写真 | ||
| １次 | 写真 | 2冊 | 1次隊のプリント白黒写真アルバム | ||
| 2005 | 写真、手紙 | １式 | 南極観光の写真と参加者からの手紙 | ||
| 写真、名刺 | １式 | プリント写真、ネガ | 学生時代、南極、北極観光など | ||
| 1、3次 | ケースファイル | 1 | 大量の写真ネガ | 0102～0112（犬橇偵察へ、3月ブリのあと、氷盤流れる、オングルの一角、海峡・犬橇訓練4～5月、カエル島、9月18日頃の基地、橇・人物・雑多） 0113～0125（ボツン旅行、ボツンより帰りて、11月9日、主として人物、ペンギン・アザラシ、宗谷島・岩島、焼き鳥、春になって、基地よさよなら・バートン 0126～0136（宗谷収容、宗谷に帰った仔犬たち、バートン、氷海よさよなら・ケープへ、雪の結晶、基地とブリ、ラングの一角3次？、3次？仔犬） 0301～0304 3次(3次夏、4次夏 宗谷、ヘリ、福島・川口、小野、犬、豚) その他ネガ（犬、犬訓練、オーロラ、宗谷、帰途ローマ） 中判白黒ネガバラ（犬） |
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| 封筒 | 1 | 南極全図 1947年、1956年のものあり | |||
| 不明 | 封筒 | 1 | ウェッデル海、ロス海詳細地図 | ||
| 封筒 | 1 | 南極部分図 やまと山脈1961年 オングル島1957年 | DRONNING MAUD LAND～1955年 | ||
| 封筒 | 1 | 地図 カナダ、アメリカ西海岸（Living on the Edge） | |||
| 1～4次 | ファイル | 1 | 宗谷氷海航跡図（1～4次）、オラーフ犬橇トレース | PRINCE OLAV COAST犬橇隊踏査図（1次隊）、宗谷航路図とPack Line（1～4次）、宗谷航路図（予備観測と本観測の航路とパックライン）、リュツオホルム湾地図（1次） | |
| 3次 | ファイル | 1 | 1959秋季旅行行程表・気象表（現物）、3次隊越冬日誌（コピー）、写真 | ||
| 1次 | ファイル | 1 | 1次越冬 文部省宛報道原稿（コピー） 隊長・藤井隊員発 | 昭和32年4月20日～昭和33年2月10日 | |
| 1次 | 封筒 | 1 | 西堀日誌（コピー） 1957年2月15日～58年2月15日 | ||
| 1952 | ノート | 1 | 冬期合宿準備日誌 | 1次隊の犬のデータが挟んであった。 | |
| 封筒 | 1 | 犬に関する資料 | 樺太犬追悼記、タロー履歴書など | ||
| 1次 | アルバム | 1 | 南極観測 第一次越冬記念 （写真無し） | 「1958.3.24.皈還 北村泰一」のスタンプあり | |
| 1984 | アルバム | 1 | 日本南極地域観測隊員総員集合 | 第1次から第25次まで | |
| アルバム | 1 | 国内写真 3次建築訓練含む 北村家族 登山隊など | 6×6判白黒ネガ＋べた焼きプリント | ||
| 3次 | アルバム | 1 | 3次隊 国内、船上作業、赤道際、仔犬，ｹｰﾌﾟ、氷海 | 6×6判白黒ネガ＋べた焼きプリント | |
| 3次 | アルバム | 1 | 3次隊 船上から荷降ろし | 6×6判白黒ネガ＋べた焼きプリント | |
| 3次 | アルバム | 1 | 3次隊 越冬 オーロラ、ペンギン、基地内、人物 | 6×6判白黒ネガ＋べた焼きプリント | |
| 3次 | アルバム | 1 | 3次隊 越冬状況 | 6×6判白黒ネガ＋べた焼きプリント | |
| 3次 | アルバム | 1 | 3次隊 越冬状況 | 6×6判白黒ネガ＋べた焼きプリント | |
| 1958 | 冊子 | 1 | 週刊朝日 昭和33年4月13日発行 増大号 | 特集グラビア 南極の越冬隊 | |
| 1958 | 冊子 | 2 | アサヒグラフ 昭和33年4月13日発行 | 特集 白い大陸の1年間 | |
| 1958 | 冊子 | 2 | アサヒグラフ 昭和33年4月25日発行 | 臨時増刊 南極越冬画報 | |
| 1958 | 冊子 | 1 | アサヒグラフ 昭和33年10月26日発行 | 第3次南極越冬隊員 615告知板 | |
| 1959 | 冊子 | 1 | アサヒグラフ 昭和34年3月1日発行 | 昭和基地へ呼びかける 14留守家族からのメッセージ | |
| 1957 | 冊子 | 1 | アサヒグラフ 昭和32年4月25日発行 | 臨時増刊 南極探検画報 | |
| 1958 | 冊子 | 1 | アサヒグラフ 昭和33年9月28日発行 | 南極のオーロラ（写真・藤井恒男） | |
| 1956 | 冊子 | 1 | アサヒグラフ 昭和31年4月22日発行 | 南極探検を成功させよう バード隊の特報 | |
| 1956 | 冊子 | 1 | 毎日グラフ 昭和31年6月15日発行 | 臨時増刊号 マナスル登頂記念号 | |
| 1958 | 冊子 | 1 | 科学朝日 1958・3 | グラビア「苦闘する宗谷」「ミルヌーイの基地生活」、南極大陸において M.M.サモフ | |
| 1979 | 冊子 | 1 | AURORA BOREALIS The Amazing Nothern Lights | S.-I.Akasofu | |
| 1980 | 書籍 | 1 | MAJESTIC LIGHT The Aurora in Science,History,and the Arts | Robert H. Eather | |
| 冊子 | 1 | AUSTRALIANS IN THE ANTANTRCTIC | |||
| 1960 | 冊子 | 1 | 南極シンポジウム 南極観測と航空機について | 藤井恒男 | |
| 1996 | 冊子 | 1 | デミング賞本賞受賞報告講演要旨 「Qualityへの夢にかられて」 | 笹岡健三 | |
| 2009 | 書籍 | 1 | 南極昭和基地に氷の海の生き物を見る | 星合孝男 星合氏より寄贈 北村氏からの返礼 | |
| 冊子 | 2 | The Voyage of the 'Fox' in the Arctic Seas: A Narrative of the discovery of the fate of Sir John Franklin and his companions | マクリントック （書籍のコピー製本） | ||
| 1941 | 冊子 | 1 | アムンゼン | 山本 一清 著 （書籍のコピー製本） | |
| 1967 | 冊子 | 1 | アムンゼン －極地探検家の栄光と悲劇－ | エドワール・カリック著 新関岳雄・松谷健二訳（書籍のコピー製本) | |
| 1次 | スクラップブック | 1 | 南極記事切抜綴 第1号 1次隊 （S31.9～32.2） | 予備観測隊員決定、準備、出航、基地の場所決定、越冬隊員決定、輸送、上陸、昭和基地命名、建設、帰路宗谷苦闘 | |
| 1次 | スクラップブック | 1 | 南極記事切抜綴 第2号 1次隊 （S32.2～6） | オビ号、グレイシャー号、氷海脱出、越冬物資流出、宗谷ケープ入港・帰国、本観測計画・隊員8名決まる、越冬の様子 | |
| 1,2次 | スクラップブック | 1 | 南極記事切抜綴 第3号 1次、2次隊 （S32.9～33.3） | 本観測隊員決定、宗谷出港・難航、バートンアイランド号、1次越冬隊収容、2次越冬断念、犬と壺、フックス隊大陸横断、1次越冬隊ニュース・ボツン登頂 | |
| 3,4次 | スクラップブック | 1 | 新聞切抜き 3次隊、福島隊員 （S.33.9～34.2、S35,36） | 3次隊員決定、宗谷出港、氷海進入、空輸、タロ・ジロ生存、越冬決定、宗谷外洋に出る、福島隊員関係 | |
| 1961 | スクラップブック | 1 | 新聞切抜 | タロ帰国（S36.5.4） 文部広報300号南極観測特集号（S36.3.23） | |
| 6次 | スクラップブック | 1 | 新聞切抜 （S36.9～37.4,11） | 南極から帰ったタロその後、故国へ急ぐ宗谷、基地閉鎖、再開要望 宣誓書（北村氏の国家公務員採用） | |
| 1992 | 封筒 | 1 | 日刊旭川新聞（1992.1.5） | 極寒の地で果てた樺太犬 | |
| 1次 | 封筒 | 1 | 犬の検疫証明書 22頭分 北村隊員（3次越冬）から村越隊員（4次越冬）への私的引き継ぎの手紙 | ||
| 封筒 | 1 | 南極観測再開ポスター | 山形県余目町十六合小学校 | ||
| 1960 | 罫紙 | 1 | 4次隊宗谷山形氏から福島隊員家族に宛てた手紙 | 福島隊員のお悔やみ | |
| 3次 | 冊子 | 1 | 南極地域観測隊隊員必携（第3次隊） | ||
| 1次 | 冊子 | 1 | 南極地域観測に関する報道・記録の取り扱い心得 | 菊池隊員のサイン | |
| 1次 | 冊子 | 1 | 南極地域観測隊内規 | 菊池隊員のサイン | |
| 1次 | 冊子 | 1 | 南極地域観測隊員に対する文部大臣あいさつ | ||
| 2002 | クリヤファイル | 1 | 西堀栄三郎生誕100年記念事業関係資料 | ||
| 不明 | クリヤファイル | 1 | 映画パンフレット 「氷の大陸」 | 第一部オビ号の冒険、第二部南極の奇蹟 | |
| 1996 | クリヤファイル | 1 | 佐久間氏から北村氏への葉書、上園先生への健康報告 | ||
| 2001 | クリヤファイル | 1 | 冒険家河野兵市氏の北極遭難死に関する新聞記事等 | ||
| 1988 | 別刷 | 1 | 講演 氷の化石－南極氷床の過去と未来－ | ||
| 各種 | 別刷 | 1 | 北村氏 英文別刷 5冊 | ||
| 1981 | 別刷 | 1 | 北村氏著 科学と実験 別刷 7冊 | ||
| 1 | 北村氏関係雑誌記事コピー、雑誌 | ||||
| 1995 | 冊子 | 1 | 私の戦後50年 | 昭和19年度入学・京一中・府一女、合同同期会文集 | |
| 2002 | 冊子 | 1 | つなぐ明日へ 25周年記念誌 ﾎﾞｰｲｽｶｳﾄ福岡第37団 | 北村氏初代団委員長 |