サイトポリシー
看板が語る極地研究所の歴史
開所当時
国立極地研究所は1973(昭和48)年9月29日に創設されました。第14次南極地域観測隊が越冬中の時です。極地研究所の前身である国立科学博物館極地学課設立までの歩みも含めた研究所の歴史資料を整理・保管しています。 これまでに使われた看板の一部がアーカイブとして残されています。
1962年、国立科学博物館に極地学課が設置された。1965年4月、極地学課から極地部(極地第1課、極地第2課の課編成)へ改組される。翌年の1966年4月には「極地研究部」と改められた。
この「分室」の看板は、当時板橋の旧東京第二陸軍造兵廠跡に移転が予定されていたが、予算が付かず工事が始められなかったため、仮に掛けていたものである。
1970年4月 極地学課→極地研究センターへ
上野から板橋の旧東京第二陸軍造兵廠跡に移転
1973(昭和48)年9月 国立極地研究所創設(29日) 東京都板橋区加賀にキャンパスが置かれる。
下は、1993(平成5)年4月 総合研究大学院大学発足時に新たに付けられたもの
2004.4月 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所発足
2004年の法人化の際に付け替えたもの
2009(平成21)年5月 立川市の新キャンパスに移転
国立科学博物館内から板橋へ移転した当時の様子。旧東京第二陸軍造兵廠の建物を利用していた。
開所式この頃の看板は残念ながら残されていません。
この蓋も極地研のアーカイブとして保管しています。
現在、立川キャンパスでは一般的なマンホールの蓋が使われています。
南極・北極科学館で展示した際の写真です。
南極の石が使われており、1979年に管理棟が竣工した際、ロビーの壁に埋め込まれました。