特別実験

2012年度

15件の特別実験が申請及び採択された。その内11件の特別実験を実施。

  1. 実験番号01
    EISCAT/ESRレーダー-れいめい衛星同時観測によるイオン上昇流の研究
    (研究代表者:坂野井健)
    広い仰角観測。地磁気擾乱時の観測を希望していたが、あいにく実施した計4日間共に地磁気活動小。
  2. 実験番号02
    EISCAT観測・GCMシミュレーションによる極域熱圏・電離圏温度変動の研究
    (研究代表者:藤原 均)
    広い仰角観測。2013年3月14,15日 7-13 UT に実施。比較的静穏な電離圏状態
  3. 実験番号03
    ESR等緯度観測モードを用いたカスプ・ポーラキャップ域の電子密度波状構造の時間空間発展の同定
    (研究代表者:田口 聡)
    晴天時にカスプオーロラのEISCAT-光学同時観測を実現(1月9,13日)。
  4. 実験番号04
    極冠オーロラの高時間分解能観測
    (研究代表者:細川敬祐)
    11月に実施。晴天時に極冠オーロラのEISCAT-光学同時観測を実現。
  5. 実験番号05
    電離圏加熱装置を利用したイオン上昇流に関連する力の釣り合いの定量的評価
    (研究代表者:小川泰信)
    F層/Topside観測+加熱実験。UK及びノルウェーとの国際共同観測。
  6. 実験番号06
    ALIS/EISCAT同時観測によるオーロラ3次元構造に関する研究
    (研究代表者:田中良昌)
    スウェーデンとの国際共同観測。4晩中1晩(3月5日)は光学同時観測が成立。
  7. 実験番号07
    電離圏加熱装置とCUTLASS HFレーダーによる高時間・空間分解能観測
    (研究代表者:行松 彰)
    SuperDARN の imaging レーダーの開発が遅れたため実施を見送り。
  8. 実験番号08
    ファブリ・ペロー干渉計とEISCATレーダーを用いた地磁気活動の熱圏風への影響に関する研究
    (研究代表者:塩川和夫)
    申請番号8,13,14の実験をまとめて6晩実施(9時間観測を4晩、7時間と4時間を一晩ずつ)。 スウェーデンとの共同観測。11月16-17日に光学機器との良い同時観測が成立。
  9. 実験番号09
    EISCATレーダーと欧州GPS受信機網を使った中規模伝搬性電離圏擾乱の観測
    (研究代表者:大塚雄一)
    本年度は冬期夜間の静穏時電離圏状態をCP/SPデータを用いて調査した
  10. 実験番号10
    ナトリウムライダーとEISCAT 同時観測による極域下部熱圏大気温度変動の研究
    (研究代表者:野澤悟徳)
    2012年12月にUHFアンテナスキャン+VHF観測を実施しNaライダーとの同時観測データを取得。 ノルウェーとの国際共同観測。
  11. 実験番号11
    北極域下部熱圏・中間圏における大気潮汐波・プラネタリー波の解明
    (研究代表者:野澤悟徳)
    CP 観測とタイミングがうまく合わなかったため実施を見送り。
  12. 実験番号12
    極冠の電気伝導度
    (研究代表者:家田章正)
    ESR,TRO共に広い仰角観測。3/14 15-25 UT及び3/15 15-21 UTに実施。
  13. 実験番号13
    脈動オーロラ時の電離圏電子密度変動の広高度域観測
    (研究代表者:三好由純)
    申請番号8,13,14の実験をまとめて6晩実施(9時間観測を4晩、7時間と4時間を一晩ずつ)。 スウェーデンとの共同観測。11月16-17日に光学機器との良い同時観測が成立。
  14. 実験番号14
    極域中間圏・電離圏D領域における中性・電離大気の短周期変動の調査
    (研究代表者:津田卓雄)
    申請番号8,13,14の実験をまとめて6晩実施(9時間観測を4晩、7時間と4時間を一晩ずつ)。 スウェーデンとの共同観測。11月16-17日に光学機器との良い同時観測が成立。
  15. 実験番号15
    EISCATレーダー用受信機の高時間分解能観測への応用
    (研究代表者:大山伸一郎)
    トロムソに設置した新受信機の都合で実施せず。

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