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温室効果気体や関連成分の長・短周期変動

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 温室効果気体を中心とする数十年の観測データの蓄積とその継続から、長期トレンド以外の10年から数十年規模の変動の実態把握を行います。
 特にに時間スケールの長い海洋変動との関係を調べ、将来的には海洋モニタリングの指標への可能性を模索します。
 一方、短周期の変動については、高時間分解能の観測手法の展開によって、極端気象等との関連を調べます。
 また、昭和基地とニーオルスンは全球観測ネットワークの極域の拠点となるため、地球大気のバックグラウンドの把握・監視を引き続き継続します。


図:ニーオルスン、昭和基地および昭和基地上空成層圏で観測されたCO2濃度変動

図:温室効果気体や関連成分の海や陸地との交換過程の模式図


 モニタリングを継続するためには、以下のことが必要と考えています。
 優先観測項目の選定
 観測設備の計画的な導入・補修
 分析に関わる人的資源の確保・育成