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オーロラや地磁気脈動などの地球電磁気現象を詳しく調べることで、太陽風-磁気圏-電離圏がどのように結合しているのかを研究しています。イメージャや磁力計、レーダー、リオメータ等の装置を用いた観測と、データ解析、そして(たまに)シミュレーションを組み合わせて、オーロラ等の基本的な形(空間分布)や動き(時間変化)のメカニズムの解明を目指しています。
最近では、コンピュータトモグラフィ(CT)技術を応用したオーロラ3次元構造の復元を行っています。さらに、この手法を発展させ、オーロラ画像以外にレーダーデータ等異なる種類のデータを組み合わせてより正確なオーロラ3次元構造を復元できる一般化オーロラトモグラフィ法を開発しています。
現在は、IUGONETプロジェクトの開発員として、複数の機関が所有する多種多様な超高層大気データを効率良く検索、取得、描画、解析するためのメタデータデータベースや解析ソフトウェアの開発、及び、極地研の実データデータベースの構築を行っています。