第二期ドームふじ観測計画−チビロゴ
1.地球環境タイムカプセルとしての氷床コア、 2.氷期−間氷期サイクル発現の謎に迫る、 3.地球規模の気候−環境変動メカニズムの解明
4.ドームふじ観測拠点、 5.深層掘削ドリル、 6.年次計画、 7.関連組織図


氷期−間氷期サイクル発現の謎に迫る

3000mのドームふじ氷床底部では第四紀の氷期−間氷期サイクル発現期までさかのぼると予想され、このようなサイクルが生じた謎に迫ることができます。
人類が誕生した第四紀の特徴は、70〜80万年前から10万年周期を持つ氷期サイクルの出現です。これ以前、地球の公転や自転の周期的変化(ミランコビッチサイクル)の出現は大きな謎として残されています。

 

氷期サイクルグラフ

●気温と二酸化炭素の変動
第一期ドームふじ計画で掘削した2503mのコア解析から、過去32万年間、気温と二酸化炭素濃度がきわめて類似した変動をしたことが明らかになりました。しかし、気温は1万年前をピークに下降していますが、二酸化炭素は過去200万年間の化石燃料の消費で、どの間氷期にも見られないほど上昇しています。将来の気候を予測する上で、過去の気候・環境変化の詳細な復元とその変化のメカニズムを解明することが重要です。

 


1.地球環境タイムカプセルとしての氷床コア、 2.氷期−間氷期サイクル発現の謎に迫る、 3.地球規模の気候−環境変動メカニズムの解明
4.ドームふじ観測拠点、 5.深層掘削ドリル、 6.年次計画、 7.関連組織図


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