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気水圏グループが推進する研究 大きく8つに組み上げて説明します。
大気・地表面の放射過程の研究
氷床流動の力学過程の研究
南極氷床表面の水収支・質量収支の研究
大気循環が担う熱・水・物質輸送の研究
広域海氷生成機構の研究
海氷生成と海洋大循環・海洋物質循環の研究
北極温暖化増幅・北極域変動と日本への影響の研究
アイスコアによる気候変動の研究
海氷生成と海洋大循環・海洋物質循環の研究
.
北大西洋域と南極氷床沿岸域での海氷生成に伴う高密度水形成は地球規模の
海洋大循環の駆動力として気候システムに対して重要な役割を担っています。
この海洋大循環は約2000年の周期を持ち、全球規模の熱の輸送やCO2を含めた
海洋中の物質循環を通して気候変動の時間スケールを規定する一つとなって
います。両極のアイスコアから検出される南半球と北半球の気温のシーソー的
変動の原因が海洋大循環の変調であると考えられています。
大循環を駆動するためには、高密度水が沈降中の拡散によっても消滅しない
ような時間的・空間的な集中生産性が必要とされます。南極域では大陸沿岸の
地形や氷舌の分布がカタバ風等の大気条件と合わさって効率的な高塩分水が
形成されますが、それに加えて高塩分水が溜まりやすい海底地形とのカップ
リングが効率性を高める条件になっています。JAREを含めた日本のIPYでの観測
により、新たな南極底層水の形成域が発見され、注目を集めています。温暖化や
それに伴う棚氷の崩壊等によって、海氷生産域が変わり、底層水生成量が
変わって海洋大循環の変調へと結びつく可能性もあり、係留系を用いた海洋
中深層の流体力学場の観測を併せて監視を続ける必要があります。
図:
海氷生成と南極底層水形成に関する一連の物理過程の模式図(断面図)。
矢印は海洋の流れや海氷の移動方向を示す。
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