この低温室に保管されている試料の半分以上は南極や北極の氷床で掘削された氷床コアのサンプルなのですが、今日は深さ1000m以上のコアを掘削するときに使うドリルを紹介します!!
ドリルの全長は12.2m。
とっても長いので全様は写真に納まりきりませんが...
上から↓
下から↓
このドリルは電動のため、最上部には数10本のピアノ線を編みこんで作られたケーブルが付いています。
そして、最下部には氷を削る刃が取り付けられ、12.2mのうちの下部4mが掘削したコアを収納する場所になります。それ以外には掘削時に出る氷の切削片を回収する部分があったりと、このドリルにはたくさんの技術が詰まっています!!
ただいま南極・北極科学館で絶賛公開中です。