AANOAA衛星 POES
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はじめに
ここでは、米国の海洋大気庁(National Oceanic and Atmospheric Administration :NOAA )が運営している極軌道環境衛星(Polar Operational Environmental Satellite :POES)を NOAA衛星と呼ぶ。
NOAAのホームページ:www.nesdis.noaa.gov/satellites.html
センサーの概要
AVHRR Advanced Very High Resolution Radiometer
(改良型高解像度放射計:水平分解能 約1.1km:観測幅 約2700km)
例:AVHRR/3(NOAA-15に搭載)のセンサー仕様
チャンネル :波長   :主な利用目的
ch1 :0.58-0.68μm :日中の雲と地表
ch2 :0.725-1.00μm :陸面と水面の境界
ch3A :1.58-1.64μm :雪面と雲面の検出
ch3B :3.55-3.93μm :夜間の雲と海表面温度
ch4 :10.30-11.30μm :夜間の雲と海表面温度
ch5 :11.50-12.50μ :海表面温度
ATOVS/TOVS Advanced / TIROS Operational Vertical Sounder
              (TIROS: Television Infrared Observation Satellite)
  気象庁・WMOを通じて、各国気象局の初期値データとしてリアルタイムの提供を続けている。
昭和基地のNOAA衛星の受信の概要
平沢・改井・山内(2002、南極資料)に受信運用とデータの特徴についての説明があります。
2020年現在の受信方針
 夏期(11月-2月):5〜8パス/日
 冬期(3月-10月):5〜8パス/日
衛星の周回(17号までを示す) 
衛星 NOAA-11 NOAA-12 NOAA-14 NOAA-15 NOAA-16 NOAA-17
時刻(#1) 2302 1643 1921 1841 1408 2218
ステータス PMstandby AMstandby AMstandby AMbackup PMprimary AMprimary
高度 841 km 805 km 845 km 808 km 850 km 812 km

 (#1) 時刻は衛星が北向き軌道の時に赤道を横切る時の地方時
(the ascending node time) として示される。
昭和基地における受信領域と時刻の関係の例
 図にはNOAA-14について示す。
問い合わせ
昭和基地受信研究用NOAAデータ利用についてのお問い合わせは、

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