センターの概要を箇条書きで示します。
目的: アイスコア関連研究に基づく気候変動研究および関連業務の実施 アイスコア研究センターは平成26年4月1日に極域科学資源センター氷床コアラボラトリーが発展的に改組して発足しました。日本のアイスコア研究を強化し、日本がこの分野で世界をリードしていくために、中長期的視野に立ってアイスコア研究を総合的に推進することがセンター設置の目的です。
センター内組織、および機能と役割企画・研究
研究観測プロジェクトの立案
アイスコア分析データベース作成
古気候および現在気候の研究、環境変動研究、物質循環研究
気候モデル、物質循環モデル、学際的融合研究
共同研究対応、国際対応
若手育成、アウトリーチ
掘削・検層
掘削・検層技術の開発
掘削・検層データ解析
設営計画立案・調整
アイスコア資試料管理・運営
アイスコアの管理
アイスコア管理データベースの作成と維持
試料配分作業
低温室の維持・管理・運営(共同利用対応、見学対応も含む)
アイスコア分析
分析施設の維持・管理・運用
ルーチン分析の実施
分析技術の開発
高度な分析の実施
運営に関する監査・審議体制
国立極地研究所アイスコア研究委員会が、アイスコア研究センターの運営に関する監査・審議をおこなう。
アイスコア研究センターは、その運営状況を委員会に報告する。
ドームふじ氷床深層コアに関する研究運営国立極地研究所
アイスコア研究委員会の中に設置された共同研究組織「
アイスコアコンソーシアム(略称:ICC) は南極氷床ドームふじ深層掘削計画で掘削された深層および浅層コアの解析と研究を実施する目的で組織された。