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 デュモンデュルビル-3


アデリーペンギン採餌行動を詳細に解析


深度情報に遊泳速度・食道温度の計測データを加えて解析

ペンギンが海水温度と同じ温度の餌(オキアミ)を飲み込むと、食道温度が一時的に低下するため、これをモニターすることによってアデリーペンギンがいつどのくらいの餌を食べたのかを知ることができる。データロガーを用いて、アデリーペンギンの採餌トリップ中の潜水深度、遊泳速度、食道温度の変化を1秒毎に記録した。



その結果、アデリーペンギンの浅い潜水は採餌のためではなく、深い潜水の場合に採餌を行っている。さらに、1回の潜水で多いときには12匹の餌を捕まえること、餌をとらえると口の中にためておき、まとめて飲み込むことなどがわかった。

ワンダイブでの行動内容をより詳しく分析する



潜行中と浮上中の遊泳速度は約2m/sと一定であり、底での採餌行動中は遊泳速度が遅くなり、時々ダッシュがみられた。これは餌生物の、探索、追跡、捕獲に関わると考えられる。

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〈参考論文〉
 →ペンギン論文ページ

PG01-3 Ropert-Coudert Y, Kato A, Baudat J, Bost C-A, Le Maho Y, Naito Y
Feeding strategies of free-ranging Adelie penguins, Pygoscelis adeliae, analysed by multiple data recording.
 Polar Biology 24, 460-466 (2001)
PG01-4 Ropert-Coudert Y, Kato A, Baudat J, Bost C-A, Le Maho Y, Naito Y
Time/depth usage of Adelie penguins; an approach based on dive angles.
 Polar Biology 24, 467-470 (2001)
PG00-7 Y. Ropert-Coudert, J. Baudat, M. Kurita, C.-A. Bost, A. Kato, Y. Le Maho, Y. Naito.
Validation of oesophagus temperature recording for detection of prey ingestion on captive Adeie penguins
 Marine Biology 137(5/6), 1105 - 1110 (2000)
 
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