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深層掘削レポート2(03'12.15-12.21)
12月15日(月)
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- 深層掘削:
- マスト調整
- バレル洗浄台セット
- コア輸送台加工
- ドリル・中継コンピュータ接続してドリルモーター回転OK
- ブチル庫雪洞拡張
- 投光器設置
- 3号発電機から雪洞に送っていた温風を新掘削場へ
- ドリルシャフト2号機組み付け
- ブチル分離層整備
- マストつり金具加工
- コントロール室整備
- コア現場解析:
- 現場解析関連物資の整理・デポ作業を行った。
- 4台のロボットモジュールをスノモ小屋近くに集積し、モジュールNo.3を搬出してNo.4をスノモ小屋に搬入した。
- 所在不明だったロボットモジュール固定板を確認した。
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12月16日(火)
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- 深層掘削:
- 深層ドリル2号機組み立て調整(ドリルコンピュータ、モータ、減速機は除く)
- ブチル配管チェック。ポンプ稼動OK。
- バレル洗浄台の足目ねじ留め
- 深層ドリルを載せてマスト昇降試験。Hリミッタ設置。
- 掘削孔ふた開け閉め用紐セット
- 掘削孔付近観察用水中カメラセット準備
- 一時デポ雪洞(第1期使用)コア樋移動(新掘削場へ)、天井落とし
- コア現場解析:
- ロボットモジュールNo.4とサポートスライドNo.1のグリス交換、動作確認作業を行った。
- 動作不調であったコンピューターの再確認とソフトウェアインストール、LCRメーターの電源投入を行った。いずれも正常に作動した。
- 観測棟内で暖機していたコントローラー4台に再度電源投入したところ、前回と同じエラーメッセージ(A0、A5)が表示され、正常に作動しなかった。この件については国内と打合せ中である。
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12月17日(水)
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- 深層掘削:
- 掘削孔付近観察用水中カメラ固定
- 水中カメラ取り付け(ドリルピット底のドリルの昇降観察)
- 一時デポ雪洞拡張するが天井に亀裂があるので中止。天井コア採取。
- 2号機アンチトルクはずし、ケーブルグリップ留めピン直し
- ドリルコンピュータ、中継コンピュータチェック
テストケーブルではOKだが、3400m深層ケーブルでは信号がこない センサーコネクターを付け替えてみる
- コア棚組み立て
- コア現場解析:
- 現場解析関連物資の確認・整理を行った。
- ラインスキャナ用保温箱(コアLS-11)一つ以外は全て確認できた。
- ロボットモジュールNo.5のグリス交換、動作確認作業を行った。
- 動作不調のコントローラー4台とコアLS-11の件については国内と打合せ中である。
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12月18日(木)
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- 深層掘削:
- ドリルコンピュータチェック
信号(カレントループ)がこない、深層ケーブルをつなぐと駄目
ケーブルチェック:深層ケーブル、ウインチスリップリング
:ウインチ−インバーターコネクタ−コントロール室
深層ケーブル抵抗として150Ωつなぐがテストケーブルでは正常
- 1号機シャフト完成
- 環境整備(ステレオセット)
- 掘削場整理
- 雪洞拡張:旧コア解析場の天井を落とす
- コア現場解析:
- ロボットモジュールNo.1のグリス交換、動作確認作業を行った。
- 全てのコントローラーについてバックアップ電池の電圧測定を行ったところ、規定の電圧(3.6V)を示した。
- 正常動作しない4台のコントローラー内回路に断線・破損等、正常な1台と変わるところは認められなかった。これらコントローラー4台とコアLS-11の件については国内で確認中である。
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12月19日(金)
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- 深層掘削:
- ドリルコンピュータ問題
ケーブル絶縁抵抗測定
深層ドラムに巻いてあるケーブルを測り、それから屋外デポの深層ケーブルを測るが差異なし。
7本ある内線をいろいろな組み合わせで、センサー信号ラインとして使って見る。7本すべてまとめても駄目だった。
テストケーブルを使えば問題なし。
国内から持ち込んだドリルコンピュータと部品一部換えるが症状変わらず(明日国内持込基盤と取り替えてチェックすることとした)
夜にメーカーから連絡。ドリルコンピュータ基板上で信号系調整可能。
- 掘削場整理、周辺機器整備
- 脱水機調整。チップ回収機整備。
- 旧コア解析場、一時デポ雪洞拡張
- ドリルが基準点にぶらさがっていろときには、刃先は34次雪面基準で10.80m深
- コア現場解析:
- ロボットモジュールNo.1のグリス交換、動作確認作業を行った。
- 正常動作しない4台のコントローラーは観測棟において、暖機・乾燥を継続することとした。
- 水平バンドソーNo.2にモーターと制御盤を取り付け、配線を行った。
- 動作不調のコントローラー4台については日本に持帰り、修理が必要との連絡を受けた。これについては検討中である。
- コアLS-11所在不明の件については国内で引続き確認中である。
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12月20日(土)
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- 深層掘削:
- ドリルコンピュータ、中継コンピュータの基盤を航空機持込品と交換。
- ドリルコンピュータの基板上で調整するが、あまりよくなし。2号機で最大10分程度しかセンサー信号が受信できない。旧基盤に再度交換してみる。
- ドリル1号機ハーモニック減速機を1/80→1/50に交換
- ブチル洗浄関連のフィルター修正、洗浄ガン交換
- ドリル作業室整理
- 一時デポ雪洞拡張、コア棚作成・ブチル庫搬入
- コア現場解析:
- 水平バンドソーNo.2をロボットモジュールに取付けて動作テストを行った。
- 水平バンドソーNo.1にモーターと制御盤を取り付け、配線を行った。
- 試し切り用の氷柱を作成した。
- 所在不明のコアLS-11について国内より、リストに記載してあるが送っていないとの連絡を受けた。
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12月21日(日)
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- 深層掘削:
- ドリルコンピュータに関してメーカーから再返答あり(通信問題、加速度計・傾斜計、電圧符号)。
- ドリルコンピュータ2号機復旧、1号機不調のまま。2号機の加速度計、傾斜計調整
- チップ回収機調整
- 2号機カッターマウントにカッター、コアキャッチャーセット
- スチームドリル確認
- その他:
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