南極観測隊便り 2017/2018


2017/11/20

雪尺観測

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内陸トラバース中に雪尺のメンテナンスと観測を行っています。
雪尺とは雪面に差した竹竿で、その長さと位置(緯度経度)を定期的に測定します。
長さの変化から雪の堆積量を、位置の変化から氷床の流動方向・速度を、それぞれ見積もることができます。

沿岸のS16ポイントからドームふじ基地までのルート上、2 kmおきに雪尺が設置されています。

ルート雪尺と集中観測地点の雪尺網・雪尺列を合わせて、雪尺の総数は1000本を超えます。
これまでに測定した雪弱はまだ200本弱。

道程は長いです!

(大野記)



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