南極観測隊便り 2017/2018


2017/11/28

雪面模様

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中澤です。ドーム隊は今日もサスツルギ帯を進んでいます。
私が乗車している115号車は、車列の最後尾を走っているので雪面は既にならされており、揺れは少ないです。今日は光沢雪面(写真1)など、雪面に形成される種々な模様を見ることができました。光沢雪面は滑らかな雪面で、名前のとおり光沢があります。また写真のような割れ目もよく見られます。この割れ目はサーマルクラックと呼ばれており、気温などが急激に変化するときに生じます。そのほか、さざ波模様(写真2)や蜂の巣状の珍しい模様(写真3)も見られました。この蜂の巣の模様がどうしてできるのか、考え中です。


写真1:光沢雪面とサーマルクラック


写真2:さざ波模様の雪面


写真3:蜂の巣模様の雪面
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