南極観測隊便り 2017/2018


2018/01/21

みずほ高原の夏の後半の風景

Tweet ThisSend to Facebook | by ishida
ドームふじから離れ、サスツルギ帯をこえて標高約2,300メートルのみずほ高原に到着しました。まだ白夜は継続しているものの、深夜の太陽は地平線近くまで高度を下げ、深夜には夕焼けのような風景がひろがります。みずほ高原の、サスツルギ混じりの固い雪面、地吹雪を起こすカタバ風、それに、太陽高度が下がった結果の夜の夕焼けや盛夏と比べてのいくぶんの暗さは、この時期のみずほ高原の特有の風景です。夜の風景には若干の寂寥感も感じます。夜半にはマイナス二十数度の風が雪上車の熱を外側から奪うので、車内も冷え込みます。就寝時には普段より一枚厚着をしてシュラフに入ります。お湯を沸騰させたときの沸点も、標高低下に応じて上がっているもよう。昨日は数ヶ月ぶりでドリップコーヒーをいれてみました。インスタントラーメンも圧力鍋なしでもおいしく調理できます。
沿岸まであと約270km、4~5日の距離です。行程も大詰め。

(藤田記)
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