ひとつ前の記事で紹介した“第2期ドームふじコアカットキャンペーン”では、外部倉庫用の梱包作業も並行して行っています。

カットしたコアのうち、X、Z部分は今後直ちに研究に使用していく部分なので
極地研の低温室(-30℃or-50℃)に保管しますが、
Y部分はアーカイブ用となり、しばらく使わないので、
まとめて発泡スチロールケースに詰め、外部の冷凍倉庫(-50℃)に移送します。
このアーカイブコアは今後10年程度保管し続け、将来の新しい研究に備えます。
また、極地研の低温室が稼働しなくなり、X、Zコアが全滅してしまった時のバックアップにもなります。
先月、第1期ドームふじコアのアーカイブコアの移送は無事完了しました。(
こちら)
来月には上記Yコア(第2期ドームふじコアのアーカイブコア)も移送する予定です。