小 型 無 人 航 空 機 の 開 発 と 科 学 観 測 | |||||||||||
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2005年6月下旬に高高度飛行性能調査と気象観測を北海道紋別市で行った。最高到達高度は5700mであった。 [日本気象学会誌「天気」に掲載] |
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ここでの試験は気象観測装置を搭載し出来るだけ高高度の測定にチャレンジすることであった。飛行機に気温・湿度測定用のゾンデとエアロゾルカウンターを搭載した。 |
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半径約1.5kmの周回コースを陸側と海側両方を通過するように設定した。高度2000mまでは300m毎に一定高度の測定を行いながら上昇させた。最高到達高度は5700mを越えた。実験日程中にはこれを含めて4000m程度の高高度観測を3回実施した。 |
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最初に高度4000m飛行を行ったときの気温と相対湿度の鉛直プロファイルである。約500mより下層には湿潤な低温層が見出されるなど詳細な鉛直構造が測定できることを示した。 | |||||||||||