第44次南極ドームふじ越冬隊週間報告
第1号(2月1日〜2月9日)
今週は、おおむね天気は良好で、最高気温-30.6度、最低気温-47.9度であった。
雪氷関連では、以下の作業および観測を実施した。36本雪尺および雪尺水平レベルの測定(1月31日)、無人気象関連の整備、放射計(上向きおよび下向き)の設置および観測開始、湿度計(バイサラHMT327)の設置および観測開始、シーロメーター(バイサラ)の設置および観測開始、雪面昇華量観測の開始、実体顕微鏡の設置および観察(ダイアモンドダスト、積雪)、雪温計の設置(0、0.1、0.2、0.4、0.8m深)および観測開始(なお、既存の1.2m、1.5m、2m、3m、6m、11m深は記録継続)、3.8mピットでの層位観察・密度測定・変位計設置および化学用サンプリング(2mまで4cm間隔、2m以深5cm間隔)。
気象は、1月30日から観測開始。1分間隔でデータを記録中(測定場所および要素:基地から200m地点での1.5mでの気温、基地から50m地点での1.5mおよび0.5mでの気温・表面雪温・風速・風向、基地内での気圧)。
宙空系は、流星バースト通信用アンテナ設置(基地の西側)、無人磁力計の設置および観測開始。
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