現地で使用された観測機器類や、衣類、雑貨、記念品等、極地の暮らしを語る品物を広く収集しています。
現地で実際に着用された物の他に、開発用のサンプルも一部保管してあります。
写真：1次隊 永田武隊長使用のコート
現地で使用された色々な機器のうち一部が保管されています。
（下は、南極・北極科学館で展示した際の写真です）
2021年3月、環境科学棟の建て替えに際し、古い看板を回収しました。
長年風雪にさらされたことにより塗装の剥落が著しいため、長期保存用の塗料で上塗りし保護しました。
看板裏面に制作日が記載されています。
木製のスキー板です。付属のベルトはかかと部分に当て、穴にもう１本ベルトを通し足の甲を固定して使います。(画像をクリックすると説明が見られます） )
一般に、「記念品」は隊員や乗組員以外でも入手できますが、こちらは隊員のみに配られる記念品です。
第9次隊 南極点到達の記念メダルです。
コースター 隊次不明
こういった記念品は不揃いの場合が多く、今後整理を進めていく計画です。
「南極音頭」、「ビセット何のその」（非売品）1978年。
砕氷艦ふじで流行した歌をレコードにしたものです。作詞・作曲は塚崎展生通信長(乗船当時)。
「この歌は、南極観測隊を支援する海上自衛隊砕氷艦ふじ乗員の氷海斗魂の詞である。」「軽快で歌い易く艦内を湧かせたものだ。」（村山雅美氏の解説より）
外国基地を訪問した際などに贈られた各国の記念品。
上はソビエト連邦のArctic and Antarctic Research Institute（AARI、ロシア表記は ААНИИ）の小旗、下はアルゼンチンのDirección Nacional del Antárticoの小旗。
ドイツのAWI（Alfred-Wegener-Institut）アルフレッドウェゲナー極地海洋研究所、Neumayer III ノイマイヤーIII基地のクリスタル製置物。
ノイマイヤーIII基地は2009年2月に開設、その際に作られた記念品と思われる。
International Polar Year 2007-2008 記念硬貨1.5ユーロ （人物はPaul Emile Victor）