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惑星間空間や地球の磁気圏につながる磁力線が集中する極地は宇宙に開かれた窓となっており、オーロラに代表される宙空圏現象の宝庫となっている。当研究グループは極地のこの特性を生かし、太陽風エネルギーが地球電磁圏へ流入する機構、磁気圏−電離圏相互作用、極域中層大気に対し、太陽風エネルギーが電離圏・熱圏を通じて上方から及ぼす影響や、下層大気の運動が対流圏を介して下方から及ぼす影響などの研究に取り組んでいる。われわれは南極昭和基地での宙空観測計画を立案し、南極観測隊員とともに観測の実施に取り組むと同時に、国際協力の下、中国・中山基地や米国・南極点基地との共同観測や、北極域スバールバル島のEISCATレーダーや昭和基地の地磁気共役点であるアイスランドでの観測を進めている。これらの観測結果はプロジェクト研究「南北両極域からみたオーロラと電磁圏変動の研究」、「電磁気圏−中層・超高層大気の結合と変動に関する研究」や国立極地研究所の一般共同研究を通じ、全国の共同利用研究者により解析や研究が進められている。また、萌芽研究や開発研究プロジェクトによる先端的な地上光学観測器、人工衛星・気球搭載観測機、大型大気レーダーの開発や、総合研究大学院大学極域科学専攻・宙空圏分野における大学院教育にも取り組んでいる。
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