科学的目標
　私たちは、極域の大気・水・物質・エネルギー循環の研究および教育をおこなっています。こうした研究は、現在の社会的な強い関心事である地球温暖化／気候変動に関連した極域の変化の理解と社会への説明にそのまま結び付きます。
　私たちは、極域の気候システムの研究を通して、地球の気候における極域の応答と役割の解明に貢献していきます。

 研究対象とするフィールド:
　雪氷圏の大気・地球表面・海洋
　鉛直方向には、成層圏・対流圏・大気境界層、氷床・氷河、大陸表層、海面・海氷、海洋表層～深層を研究対象としています。
　水平的には南極氷床内陸域から昭和基地、南大洋・季節海氷域、北極海域、グリーンランド氷床、及びニーオルスン・東シベリア・アラスカ・カナダにおける観測拠点を含めた地域を軸にして、研究対象にしています。

図：　南極域（左）と北極域（右）で、私たちが主たる研究対象とする地域の模式図

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