JAXAの地球観測衛星「しずく」のデータを利用し、極地研では、南北極域の海氷密接度、海面水温及び積雪状況を準リアルタイムでウェブサイト(VISHOP)上で公開しています。上の動画は、VISHOPのサイトで、2017年7月から2018年6月までの一年間の北極の様子を動画にして保存したもの。誰でも月日を指定して、データを見ることができます。
ノルウェー領スヴァールバル諸島のスピッツベルゲン島にある、人が定住する地としては世界最北に位置する町ニーオーレスンに、極地研はライブカメラを置いています。こちらのサイトで映像を見ることができます。
極地研の北極観測センターでは、データの相互利用を促進するために平成24年3月に北極域データアーカイブの運用を開始しました。大気、海洋、雪氷、陸域、生態に関する観測データと、モデルやシミュレーションの複数分野にまたがるデータの集積・公開を行い、日本の北極域のデータ公開の中心的な役割を担っています。