国立極地研究所は、南極域や北極域において、様々な分野にわたる多種多様な観測を行っています。そうして得られたデータの多くは、通信ネットワークにより伝送・取得されますが、通信手段や観測方法の高度化により、その量や質も飛躍的に増大してきています。極域データセンターは、そうした多量のデータの取得と保管、処理や解析、研究結果・成果の発信のために必要とされる情報基盤設備の維持・管理・運用を行っています。また、観測・研究データのデータベースの構築と公開も進めています。
 現在、極地研と南極昭和基地との間は、インテルサット衛星回線で常時結ばれ、南極からのデータ伝送やTV会議システムによる情報発信などに広く利用されています。日本に伝送されたデータは、極域データセンターの「極域科学総合データライブラリシステム」に送られると共に、学術情報ネットワーク(SINET)を経由して外部の大学や研究所など共同研究機関に送られます。北極域での観測データも今ではインターネット回線経由で取得出来るようになりました。
 観測やデータについての情報(メタデータ)は、「学術データベース」により公開されていて、その情報は海外の国際的なポータルサイトにも提供されています。オーロラや地震など実際の観測データ(実データ)のアーカイブやデータベース化も進めています。また、観測データの処理や解析、モデル計算や大規模シミュレーションなどを高速に行うための設備として、「極域科学大型計算機システム」が運用されており、多くの共同研究者に利用されています。
 極域データセンターでは、昭和基地の「多目的衛星データ受信システム」の維持・運用も行っていて、様々な地球観測衛星のデータを受信・取得しています。
  一般向け ユーザー向け
(図の中の写真をクリックするとそれぞれ説明が出ます)

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南極GIS
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