氷海に閉ざされた1296時間

 ─第12次南極越冬隊の記録─  

山田知充編、極地研ライブラリー
平成24年8月18日 成山堂書店発行、206ページ
ISBN:9784425570515
定価 本体2,200円(税別)
氷の壁に活動を阻まれ続けた「第12次南極越冬隊」。
彼らは、難局をどう乗り越え、帰還したのか?
日本の南極観測史上最長の54日間にわたり、 氷海に閉ざされ身動きが取れない状況、ビセットを経験した。 何度とない体当たりにもびくともしない分厚い密群氷の中から脱し、 どのような観測成果を得て、日本へと帰還したのか。 他では読めない南極観測の話を一挙公開!!


序文


第1章 昭和基地を目指して


第2章 試練の12次隊


第3章 昭和基地


第4章 昭和基地における観測活動


第5章 ロケットによるオーロラ観測


第6章 冬季内陸旅行


第7章 内陸基地


第8章 越冬の終わり〜帰国に向けて〜


あとがき


第12次越冬隊員紹介