南極観測隊便り 2017/2018


2017/12/16

12月15日 ドームふじ基地での作業5日目

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本日でドームふじ基地で予定していた作業がほぼ全て終了しました。ここまで予定位通りに作業が進んでいます。
今日は午前中にドームふじ基地の北側の入口を掘り出し、第2掘削場へのアクセスが容易になりました。午後には基地内に眠っていたロボットモジュールのコントローラを回収しました。また、昨日は掘削場の奥の方にしまわれていた金属製のトイや木製の台車などを回収しました。これらは次期深層掘削に再利用される予定です。藤田さんが進めているレーダーアンテナの付け替えもほぼ終了しました。8素子になり、これまでのアンテナよりも方向を絞った電波を出せるようになったそうです。現在ドームふじ基地下の基盤の様子がはっきり見えているそうです。機械隊員の伊藤さんと小林さんは1日かけてピステンとSM100の点検・整備を行っていました。これからまだまだ続く旅行に備え、万全の体制を整えていただいています。

気温は日中でも-30度近いのですが、昨日と今日はほぼ無風だったため非常に暖かく感じました。太陽の力はすごいなと思います。天気が良かったので、外にテーブルと椅子をセットしてお茶を飲んだり昼食を食べたりしました。お茶タイム程度なら快適ですが、ご飯を食べるにはさすがに気温が低すぎ、箸を持つ手は悴み、せっかく温めたおかずは食べている先から凍り始め、落ち着いて食事ができなかったので、やはりご飯は雪上車内で食べた方が良い、という結論になりました。

本日で予定通りほぼ全ての作業が終了したため、明日は休養日です。しっかり休み、次の目的地NDFへ向けてエネルギーを蓄えたいと思います。
(大藪記)

キャンプ地:ドームふじ基地
標高:3810m
気温:-33度(6時半、参考値)、-36度(18時半)
風速:0〜1m/s
気圧:607hPa
本日の行動:レーダーアンテナの交換作業、PBとSM100の点検・整備、医療物資の確認、ドームふじ基地北側入口の掘り出し、基地内からロボットモジュールのコントローラの回収、積雪サンプルの整理と基地内へのデポ、第2掘削場の撮影


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