Algae

南極昭和基地周辺の淡水藻類
南極昭和基地周辺の淡水藻類国立極地研究所関連データベース生物圏研究グループ極地植物多様性画像データ日本語 / 英語

○ Introduction

はじめに
1.湖沼の藻類
(Algae in lakes and ponds)
2.沢の藻類
(Algae in streams)
3.土壌表面の藻類
(Soil algae)
4.コケ群落の藻類
(Epiphytic algae)
5.岩の表面の藻類
(Epilithic algae)
6.礫底面の藻類
(Sublithic algae)
7.岩の割れ目の藻類
(Chasmolithic algae)
8.雪上の藻類
(Snow algae)

○ 学 名

Cyanothece aeruginosa
Cyanothece major
Gloeocapsa punctata
Gloeocapsa sanguinea
Chondrocysits dermochroa
Leptolyngbya battersii
Leptolyngbya perelegans
Leptolyngbya tenuis
Phormidium autumnale
Nostoc commune
Nodularia quadrata
Calothrix parietina
Dichothrix sp.
Stigonema minutum
Luticola muticopsis
Pinnularia borealis
Botrydiopsis callosa
Chloromonas polyptera
Macrochloris multinucleata
Kentrosphaera grandis
Prasiola crispa
Oedogonium sp.
Actinotaenium cucurbita
Cosmarium cf. clepsydra

Pinnularia borealis

学 名

Pinnularia borealis Ehrenb. 1843 Phys. Abh. Akad. Wiss. Berlin for 1841:420, pl.1(2)(珪藻)

分 類

本種には、種内分類群としてはCarlson(1913)がフォークランド諸島のコケ群落から記載したPinnularia borealis f. rectangularis がある。学名が示すように殻面の両端部がやや角張ることで基本種から区別されており、Negoro(1968)は、長さ34µm、幅8µmの本品種を東オングル島の池より報告している。Krammer and Lange-Bertalot(1986)やPatrick and Reimer(1966)は本品種を変種として扱い、後者は本変種をアメリカ合衆国から報告している。その他、Bourrelly and Manguin (1954)はP. borealis var. australisP. borealis var. cuneorostrataをケルゲレン諸島から新変種として報告している。前者のサイズは基本種の範囲内であるが、後者は長さ23µm、幅3.5µmと基本種に比べかなり小さく、さらに条線は10µm に10-11本と多い。南極以外からはP. borealis var. undulataが記載されているが、本変種は縁辺がやや波打つことで基本種から区別されるが、南極からの報告はない。本データベースの記載、生態、分布は基本種に限定し行った。

写真1:本種を酸処理した細胞の殻面観。長さ42µm、幅10µm。冷凍標本:F00971-017ラングホブデ雪鳥沢。蘚類付着。大谷修司撮影。
 
写真2:本種を酸処理した細胞の帯面観。長さ28µm、幅7µm。冷凍標本:F00994-017ラングホブデ雪鳥沢。蘚類付着。大谷修司撮影。
 
写真3:寒天培地上で生育した本種の細胞。殻面観では、側壁性の葉緑体が2枚観察される。培養標本では、細胞の中心の核が明瞭であり、核から先端に向かって光合成産物と考えられる粒子が1個ずつ存在する。ラングホブデ雪鳥沢、調査地点YV-2。藻被を含む土壌をBBM寒天培地で培養。2000年1月2日採集。大谷修司撮影。
 
 
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形状・大きさ等の説明。
分類学的な説明。
生態(生育環境)の説明。
南極大陸での生息地域の説明。
引用文献および参考文献一覧。