Lichens

南極昭和基地周辺の地衣類
南極昭和基地周辺の地衣類国立極地研究所関連データベース生物圏研究グループ極地植物多様性画像データ日本語 / 英語

○ 学 名


Acarospora williamsii
Buellia frigida
Buellia pycnogonoides
Buellia subfrigida
Caloplaca athallina
Caloplaca citrina
Candelaria murrayi
Candelariella flava
Carbonea capsulata
Lecanora expectans
Lecanora physciella var.
Lecidea andersonii
Lecidea cancriformis
Lecidella siplei
Physcia caesia
Pleopsidium chlorophanum
Pseudephebe minuscula
Pseudephebe pubescens
Rhizocarpon adarense
Rhizocarpon flavum
Rhizoplaca melanophthalma
Rinodina olivaceobrunnea
Umbilicaria aprina
Umbilicaria decussata

○ 和 名


ネナシイワタケ

Umbilicaria decussata

学 名

Umbilicaria decussata (VILL.) ZAHLBR., Cat. Lich. Univ. VIII, 490, 1932.

和 名

ネナシイワタケ

生 態

昭和基地周辺では各露岩域に広く分布している。水際の過湿な立地から乾燥した岩場、地表面の小転石にも生育するなど生態的適応域ecological amplitudeの広いナンキョクイワタケUmbilicaria aprina に対して、ネナシイワタケU. decussata は母岩璧或いは中〜大転石上のような乾燥した立地に生育する。ラングホブデの雪鳥沢(延長約2 km)及びその周辺地域で得られた183植生調査表では両種の混生はみられなかった。また、この雪鳥沢の数地点を年間を通して継続的に観察を続けたところ、2地点のU. decussata生育地で雪ドリフトに被われない場所が観察された。寒冷環境に対する耐性が強い種類であることが推察される。


冬季も雪ドリフトに被われないで露出しているネナシイワタケ〔黒色の地衣体)の生育地。(ラングホブデ、雪鳥池畔)
  

母岩上の比較的規模の大きなネナシイワタケ群落。左上から右下にかけて散生する黒色の地衣体。(ラングホブデ、雪鳥沢)
  

上図の近接写真。要因は不明であるが、このような小径の地衣体から成る群落がしばしばみられる。
Umbilicaria decussata
(VILL.) ZAHLBR.
  
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形状・大きさ等の説明。
分類学的な説明。
生態(生育環境)の説明。
南極大陸での生息地域の説明。