Lichens

南極昭和基地周辺の地衣類
南極昭和基地周辺の地衣類国立極地研究所関連データベース生物圏研究グループ極地植物多様性画像データ日本語 / 英語

○ 学 名


Acarospora williamsii
Buellia frigida
Buellia pycnogonoides
Buellia subfrigida
Caloplaca athallina
Caloplaca citrina
Candelaria murrayi
Candelariella flava
Carbonea capsulata
Lecanora expectans
Lecanora physciella var.
Lecidea andersonii
Lecidea cancriformis
Lecidella siplei
Physcia caesia
Pleopsidium chlorophanum
Pseudephebe minuscula

○ 和 名


タカネケゴケモドキ

Pseudephebe minuscula

学 名

Pseudephebe minuscula (NYL. ex ARNOLD) BRODO & D. HAWKSW., Opera Bot., 42, 140, 1977.

和 名

タカネケゴケモドキ

生 態

本種は昭和基地周辺地域において地衣類相の豊富な大陸氷縁の露岩に普通にみられるにもかかわらず、島嶼部ではスカーレン沖合のヤルトーイ(島)最西端の1地点以外では確認されていない。この立地環境は雪ドリフトが大量に残存する斜面の下部である。本種は他の露岩域においても、しばしばこのような雪ドリフトの近くに生育地が確認されている。タカネケゴケモドキは母岩あるいは母岩上の凹地に集合する小転石表面に着生し、時に大きな群落を形成する。約100点の標本中でクロヒゲゴケUsnea sphacelata 、イワタケ類及びナンキョクスミイボゴケBuellia frigida 等との混在は確認されているが、アカサビゴケXanthoria elegans ナンキョクロウソクゴケモドキCandelariella flava のような好鳥糞性地衣類群落〔中西 1982〕を構成する地衣類との混在は認められておらず、富栄養の環境を好まない地衣類と思われる。


タカネケゴケモドキの群落は写真中央よりやや右下の母岩上にみられる。標本写真の風化剥離の進行が著しい岩石と異なり、比較的安定した母岩のため、類円形の大きなコロニーが発達している。(宗谷海岸ルンドボークスヘッタ)
  

上図の近接写真。
Pseudephebe minuscula
(NYL. ex ARNOLD)
BRODO & D. HAWKSW.
  
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形状・大きさ等の説明。
分類学的な説明。
生態(生育環境)の説明。
南極大陸での生息地域の説明。