Lichens

南極昭和基地周辺の地衣類
南極昭和基地周辺の地衣類国立極地研究所関連データベース生物圏研究グループ極地植物多様性画像データ日本語 / 英語

○ 学 名


Acarospora williamsii
Buellia frigida
Buellia pycnogonoides
Buellia subfrigida

○ 和 名


ミズギワノスミイボゴケ

Buellia subfrigida

学 名

Buellia subfrigida MAS.INOUE, Nankyoku Shiryo (Antarctic Record) 37, 20, 1993.

和 名

ミズギワノスミイボゴケ

生 態

昭和基地周辺では、ドリフト或いは大陸氷下部の、夏期に水に浸る立地の岩石上に生育している。恒常的に水に浸る場所であれば、母岩上でも地表面の大小の岩石上にもみられる。母岩上であれば、水路の底部にBuellia subfrigida、縁部にRhizocarpon flavum或いはUmbilicaria aprinaという群落配列になり、水に浸る小石表面であれば下部から順にBuellia subfrigidaRhizocarpon flavumUmbilicaria aprinaと配列することから、Buellia subfrigidaはホシゴケモドキ属Arthopyreniaの極域に分布する仲間に知られている水生の地衣類の可能性も否定できない。


氷舌(平頭氷河)の直近、夏季は水に浸る立地。(ラングホブデ、八つ手沢の最奥部)
  

上図の環境の岩石表面に発達するミズギワノスミイボゴケ群落近接写真。
  

上図と同じ環境であるが、水に浸る頻度が低い岩石表面をナンキョクチズゴケRhizocarpon flavum(黄色)が被い、水に浸る岩石側面にミズギワノスミイボゴケ(灰色)がみられる。(ラングホブデ、雪鳥沢最奥部)
  

大陸氷に接する母岩上を流れる融雪水の水路。へりにナンキョクイワタケUmbilicaria aprina(葉状地衣)、水際にナンキョクチズゴケ(黄色)、水際から底にかけてミズギワノスミイボゴケという群落配分がみられる。(ルンドボークスヘッタ)
Buellia subfrigida MAS.INOUE
  
All Rights Reserved, Copyright (c) 2015, National Institute of Polar Research
形状・大きさ等の説明。
分類学的な説明。
生態(生育環境)の説明。
南極大陸での生息地域の説明。