Lichens

南極昭和基地周辺の地衣類
南極昭和基地周辺の地衣類国立極地研究所関連データベース生物圏研究グループ極地植物多様性画像データ日本語 / 英語

○ 学 名


Acarospora williamsii
Buellia frigida

○ 和 名


ナンキョクスミイボゴケ

Buellia frigida

学 名

Buellia frigida DARB., Brit.Nat. Antarct. Discovery Exp. Nat. Hist., 5, Lich. 7,1910.

和 名

ナンキョクスミイボゴケ

記 載

地衣体thallusは固着性crustose、岩石生epilithicで類円形に広がる。地衣体中央部は白色で不規則に亀裂し、亀甲状の小区画areolaを形成するが、周縁部は黒褐色で、放射状に集合し、数mmの幅で圧着した小裂片化するeffigurate。子器apotheciaはレキデア型、黒色、円盤状、径0.8〜1mm、地衣体上に座し、時に有柄と見まちがうほど基部が狭小化する。子器縁marginは宿存するが、時に不明瞭。子器盤discは凹状から次第に凸状になる。果殻excipulumは暗褐色。子嚢上層epitheciumは暗緑色から深緑色。子嚢層hymeniumは厚さ60〜80 μm。亜子嚢層subhymeniumは無色から淡色、厚さ15〜20 μm。下子嚢層hypotheciumは淡褐色から淡紫褐色。子嚢はこん棒状。胞子は楕円形、薄膜、褐色、2室、13〜18 × 6〜9 μm。昭和基地周辺ではノルスチクチン酸を含む群と、特殊な地衣成分を持たない群の2化学変異群chemical raceがみとめられる。

Buellia frigida DARB.
地衣体周縁部は本種の特徴をよく表して、黒褐色で圧着する小裂片に縁どられる様子が顕著。
 
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形状・大きさ等の説明。
分類学的な説明。
生態(生育環境)の説明。
南極大陸での生息地域の説明。