海洋学・海洋物理学

O-1
観測名:マッケンジー川河口大陸棚域における沈降粒子観測

観測主任研究者:三瓶 真 (国立極地研究所)
観測地:Mackenzie Shelf
観測期間:2003年9月
観測目的:マッケンジー川河口大陸棚域における粒子の沈降過程を明らかにする。
実施概要:カナダ沿岸警備隊の砕氷船を使用し係留系の設置および生物、化学、物理学的な観測を行う。


O-2
観測名:バルト海における海氷気候の観測研究

観測主任研究者:白澤 邦男 (北海道大学低温科学研究所附属流氷研究施設)
観測地:Gulf of Finland, Baltic Sea
観測期間:2003年11月-2004年8月
観測目的:バルト海南部の定着氷や結氷湖での海氷生成・消滅過程における大気ー海氷ー海洋相互作用の観測及びモデル化の研究
実施概要:バルト海南部フィンランド湾や湖を観測拠点として、気象、海洋、海氷観測をするための自動観測測器をプラットフォームに設置して、結氷期の気象、海洋、海氷等の環境パラメータを収集する。結氷期間中には定期的に海氷、海水のサンプルを採取して、物理構造、組成、地球化学組成の変遷過程を観測する。これらのデータを用いて海氷成長過程における海氷構造変質のモデル化、積雪、海氷熱力学モデルの開発、検証を行う。


O-3
観測名:西部北極海気候研究観測(1)

観測主任研究者:島田 浩二 (海洋科学技術センター)
観測地:Canada Basin, Beaufort Sea, Baffin Bay
観測期間:2003年8月?9月
観測目的:カナダ海盆の海洋循環場の把握
実施概要:CTD、採水、係留観測、海洋ブイ(J-CAD)の回収及び設置、XCTD


O-4
観測名:西部北極海気候研究観測(2)

観測主任研究者:畠山 清 (海洋科学技術センター)
観測地:Chukchi, Beaufort Sea
観測期間:2003年9-10月
観測目的:陸棚海盆間相互作用、水塊形成、中層水(大西洋水)循環の研究
実施概要:係留系設置回収、XCTD


O-5
観測名:第2次中国北極観測計画

観測主任研究者:(日本側) 白澤 邦男 (北海道大学低温科学研究所環オホーツク観測研究センター)
観測地:チャクチ海、ボフォート海
観測期間:2003年8-9月
観測目的:北極海の変動が地球規模の気候や特に中国の気候に及ぼす影響について理解する。第1次北極観測と同じ海域にて同様な観測を実施して、前回と今回との比較をおこなう。
実施概要:「雪龍」にてベーリング海峡から北極海に入り、ボフォート海、チャクチ海の北緯80度までの側線上の海洋、海氷観測、特に海氷厚の連続観測を実施した。また、海氷上基地では、大気観測、乱流観測、海氷下海洋構造、海洋熱フラックスの観測などを実施した。漂流ブイの設置をおこない、海氷の漂流、移動の観測も実施。


O-6
観測名:北極海における大気・海洋・海氷に関する国際観測プロジェクト

観測主任研究者:館山 一孝 (北見工業大学 土木開発工学科 雪氷研究室)
観測地:グリーンランド東部フラム海峡
観測期間:2003年3-4月
観測目的:北極海で最も海氷の移動が活発なフラム海峡において、大気や海洋の局所的な変動が海氷に及ぼす影響のメカニズムを理解するために、大気−海氷−海洋間における運動量・熱の交換過程を観測すること。
実施概要:グリーンランド東部フラム海峡において、砕氷船「アランダ」と「ポーラー・シュテルン」、潜水艦、航空機観測によりグリーンランドとスバールバル諸島間、北緯78-82度の海域で、海氷の輸送、海氷上での熱収支、乱流観測、海氷下海洋構造などを実施。