1年に1度だけのアクセスで昭和基地を支える

昭和基地で必要な建築資材や燃料・観測機器・食糧は、年に1回だけの「しらせ」ですべて運ぶ。「しらせ」は約1000トンの荷物を積んで運ぶことができ、総勢230人の乗員・観測隊員を乗せて、約4万キロを航続できる。

「しらせ」のブリッジ

基地を出発する「しらせ」と
見送る越冬隊員

トピック

「しらせ」船内郵便局

「しらせ」と「昭和基地」には郵便局があり、郵便物に記念のスタンプの押印の依頼ができる。年に1往復しかしないため、年に一度「しらせ」が出航する直前に受け付けられる。以下の住所に郵便物を投函する。

〒100-8799 
東京都千代田区丸の内2丁目7-2
東京中央郵便局気付
「しらせ船内郵便局」しらせ宛
「昭和基地内郵便局」昭和基地宛

せっかくの機会を逃さないために、郵便局に問い合わせるか、日本郵政のホームページを見て確認してから出してみよう。

ビデオ解説

「しらせ」の司令塔・ブリッジ

艦長以下「しらせ」を運航するスタッフがいるブリッジは、180度海が見渡せる広い部屋だ。艦橋の上には、気象観測用のレーダーや衛星通信用レーダー、日本との通信がおこなえる遠距離通信アンテナなど、高度な通信・観測の設備がある。

ヘリコプターの飛行甲板

後部デッキには広い飛行甲板とヘリ格納庫があり、MH-53E級という大型ヘリが発着できる。格納庫の上にタワー型の航空管制室がある。昭和基地に接岸できない場合など、大活躍する大型輸送用ヘリ2台、氷上などの偵察用の小型ヘリ1台、計3台の艦載ヘリは、海上自衛隊の館山航空基地の所属だ。

貨物搬送の設備

船首部分の内部は大きな貨物室になっている。雪上車など大型の貨物は、デッキの上のハッチからクレーンで直接積み込まれる。また後部の飛行甲板に貨物用のエレベーターが2基設置されていて、下層にある貨物室に荷物を降ろす。前後に2台づつ4本のクレーンがある。