どうしたら観測隊員になれるか!

観測隊員の人数は越冬隊が約40名、夏隊が約20名だ。

食糧や燃料、宿舎などをこの人数をで計画しているので、そんなに多くの人が南極にいけるわけではない。どんな人が隊員になるのか調べてみよう。

46次隊の構成

観測部門の隊員

大学や研究所の研究者。いろんな研究分野が参加していて、その計画に従って、いく人が選ばれる。
オーロラ、ペンギン、氷などの研究者になると、南極に行ける。また気象や海洋観測など長く続けている観測には、気象庁や海上保安庁、国土地理院などの専門家が加わっている。

観測隊同行者

南極観測を広く理解してもらうために、同行者という枠がある。報道関係者、子供たちに南極を伝える教育者、さらに大学院生など研究者の卵のなどが参加できる。

設営部門の隊員

基地生活を維持する仕事を担当。パイロットや大工さん、コンピュータ技術者、コックさんなどのいろいろな専門家。
基地で使う機器の管理にはメーカーの技術者に依頼することが多い。国立極地研究所の職員になって、南極のプロになると必ず行ける。

観測隊員の身分やお給料は?

観測隊員は基地を守る設営系隊員と、観測を担当する観測系隊員に分けられる。
設営系隊員で公務員でない人は、極地研究所に職員として採用される。ふだんは企業の社員として仕事をしている人がほとんどで、一時的に退職して帰国後に復職する。
観測系隊員は国立や公立、私立大学の研究者、気象庁などの職員がほとんどだ。これらの人々は、極地研究所職員にはならず、所属している所から派遣されて隊員になる。
観測隊員は文部科学省から依頼され、出発から帰国まで外国出張として南極へいくのだ。

南極観測隊の同行者

同行者には報道機関や、外国人を含めた研究者が多い。同行者の人数は、「しらせ」の定員によって決まる。「しらせ」には65名が乗れるので、ふつうは隊員以外に3名が参加できる。
同行はあらかじめ希望を申請し、認められて決められる。将来はもっと枠を広げて、多くの人が南極を体験できるようにと考えられている。
航空運賃やしらせや基地での食費・装備など、同行に必要な費用は同行者が負担する。新聞社が派遣したり、研究者が研究費で参加することになる。
また報道機関は共同取材で参加することになっていて、取材内容は各社に公開される。

観測隊員が公開募集になった!

多くの人に南極に行ってもらうために、隊員の多くは公開の募集で決める。募集の案内は国立極地研究所のホームページでおこなわれる。応募するには、お医者さんや調理師、大工さんなど、募集された仕事で免許や経験が必要だ。研究者も、南極でおこなう観測テーマのリストがあるので、その観測に参加する実績がある人は応募できる。
選考は書類審査と面接でおこなわれる。特に身体検査は重要で、精密検診をパスしなければならない。長い南極生活には心身ともに健康であることが大切で、協調性も必要だ。
公募以外の隊員は、専門の研究者や機械の専門家などどうしても必要な人たちで、極地研究所が依頼して観測隊に参加してもらう。