隕石はどうして一カ所に集められるのか?

南極の氷が隕石を集めるふしぎなしくみ

隕石が南極にたくさん降るわけではない
日本隊が発見した南極氷床の隕石集積機構

南極で氷床の上に落ちた隕石は氷の中に閉じこめられ、氷とともに海に向かって流れていく。しかし、山脈などで氷の流れがとめられた場所では、氷は風にけずられたり、昇華して消えていくのだ。閉じこめられた隕石は氷の表面に取り残されてしまう。

昭和基地に近いやまと山脈に、100万年以上かかって千キロ四方の広さの氷が一ヶ所に集まり、消えていく場所があったのだ。

黒い隕石は氷の上でよく目立つので、すぐに見つけられる。また氷に守られ、風化してしまうこともない。こうして保存状態がよい大量の隕石が、一つの場所で大量に採取できるのだ。

ビデオ解説

隕石落下の瞬間をとらえた!(徳島海南天文台の監視ビデオ画像)

地球の大気圏に突入してくる隕石は、ほとんどが流れ星として高層で燃えつきてしまう。「火球」は地表近くまで落下してきた隕石で、世界で年間数回の目撃例が報告されるが、ビデオにとらえられた映像は、大変めずらしい。

映像提供:徳島海南天文台(アマチュア団体)監視ビデオがとらえた火球

隕石探査旅行のようす

41次南極観測隊のヤマト山脈探査

隕石が一ヶ所に集まる

国立極地研究所 小島先生のお話

隕石採取旅行のようす

①昭和基地を出発

②氷上の雪上車隊

③やまと山脈の裸氷帯

④スノーモービルで展開して隕石を探す

⑤大きな隕石を発見