南極海のプランクトン

南極の温暖化でプランクトンが地球の気候を変える?

南極海では、冬に氷が張る場所に南極オキアミが住み、氷が張らない所にはサルバという生き物が住んでいて、同じように植物プランクトンを食べています。地球の温暖化で南極海の氷が小さくなり、南極オキアミがすむ海がせまくなっています。

南極では、植物プランクトンからできたDMSが、雲をつくることが分かってきました。でも、植物プランクトンを南極オキアミが食べるか、サルバが食べるかで、できるDMSの量が変わってしまうのです。南極の気候は地球全体のバランスに大切な役割があるので、南極オキアミが減ると地球に異常気象を起こすかもしれません。

DMSってなに?

南極の雲を作る硫化ジメチル

DMS (硫化ジメチル)という物質は、磯の香りがする物質で、南極の空に上っていって、雲の核になる。その量が減ると、雲が出来にくくなるので南極の気候が変化する。 DMSは植物プランクトンが体の中に作りだす。南極オキアミは植物プランクトンをかじって食べるので海に流れだすが、サルバはのみこんで食べるので、まるごと消化されてしまう。

DMS:硫化ジメチル DMSP:硫化ジメチルのもとになる物質

DMSは植物プランクトンが作る!

植物プランクトンがこわれると、中から流れだす物質から、DMSが作られる。DMSは空にのぼっていって南極の雲を作る。

南極オキアミが食べると雲ができる

南極オキアミは植物プランクトンをかじって食べる。その時に植物プランクトンがこわれるので、DMSになる物質が流れでる。

サルバが食べると雲ができない

サルバは植物プランクトンをまるのみして消化する。 その時には、DMSになる物質は流れでない。