南極海のプランクトン

南極海の動物プランクトンはどうやって生きているのだろう?

動物プランクトンが食べる植物プランクトンは、太陽のエネルギーがほとんどない冬には、いなくなってしまいます。
動物プランクトンがいなくなると、それより大きな生き物も生きられません。
動物プランクトンはエサがない冬に、どうやって生きているのだろう?

夏のプランクトン

エサがいっぱいでどんどん増える!

動物プランクトンは、春に卵から生まれる。こどもの動物プランクトンは何回か脱皮を繰り返して大人になる。動物プランクトンは、口の周りにあるクシのようにヒゲのはえた足で植物プランクトンをつかまえて食べる。太陽エネルギーが豊富な夏には、植物プランクトンが爆発的に増えるので、どんどん大きくなる。エサをいっぱい食べた動物プランクトンは、体の中に油をいっぱいためこむのだ。

動物プランクトンのヒゲのはえた足

冬のプランクトン

海底でじっと春を待っている!

動物プランクトンは、植物プランクトンが減る秋からは、海底にもぐっていく。冬の間は夏に体の中にためた油を使って、あまり動かずにいる。こうして長い冬をすごした動物プランクトンは、氷が溶ける春になると海面に上がってきて、新しい卵を産むのだ。魚たちも、この動物プランクトンを食べて冬をすごす。

動物プランクトンがからだにためた油分