どうやって掘るのだろう?

ドームふじ基地の氷床コア掘削場

掘削場は雪の中の地下室室温はマイナス20°Cの超低温だ!

始めて1本目のコアの前での
記念写真

コア掘削ドリルは長さ約12mの円筒形で、先端に円柱形に氷を削る刃があり、1回に長さ3.9mのコアを切り出せる。世界最速の優れたドリルで、平均して1週間に160m掘り進んだ。しかし、3000mの深さになると、ドリルの上げさげだけで3時間以上もかかるので大変時間がかかる。基地の中は暖かいが、掘削場ではコアが温まらないように室温はマイナス20°C以上にはできない。

さまざまな情報が得られる氷床コア

海底コア:深海の堆積物を掘削したコアでも太古の地球の状態が研究されている。

極地研究所・東 先生のお話

掘削の様子をビデオで見てみよう!

①掘削ドリルの準備

吊り下げる保護ケースの中にドリルを取り付ける。 ドリルは氷を9センチの円柱に切り取って保管する。

③掘削ドリルを引き上げる

深さが1000mだと底につくまで20分くらい。削るのに30分、引き上げるのに20分で、その時間は暖かい部屋で待つ。

②掘削ドリルを穴の中へおろす

穴のそこへドリルをおろす。目標は3030mの最深部だ。 掘り進むにつれておろす距離がどんどん伸びる。

④氷のコアを取り出して処理する

ドリルから氷床コアをとりだし、新鮮なうちに最初の検査をする。決められた長さに分割し、保管して日本へ持ち帰る。

※細長いので長さは短く描いてあります