雪と氷の大陸・南極
 広大な面積を厚い雪氷で覆っているものを「氷床(ひょうしょう)」と呼びます。地球上で氷床が存在するのは南極とグリーンランドです。

 南極大陸の面積は1205万km2で日本の33倍、その平均標高は2290mです。氷床の平均の厚さは2450mなので、岩盤の標高は海面下160mになります。

 南極大陸は東半球側の東南極、西半球側の西南極と2つの地域に分けられます。東南極大陸は1000万km2の面積の上に平均の厚さが2640mの氷床がありますが、岩盤の表面は標高15mと、かろうじて海面より高くなっています。
 一方、西南極は200万km2の面積に、1780mの厚さの氷床が存在し、岩盤の表面は海面下440mとなります。しかし氷床という荷重がなくなると、南極大陸の地殻は「アイソスタシー(地殻均衡)」でマントルから浮きあがり600-700mくらい隆起すると考えられますので、ほかの大陸と同じ標高になります。