世界の海の深層海流を動かす南極の氷

南極の海の仕事

南極の凍る海が深層流を押しだす

南極の凍る海で生まれた冷たくて重い海水は、深い海の底に沈みこんで南極の外へ流れ出す。
この流れ出す力が、地球全体をまわる深層流(しんそうりゅう)を動かしているのだ!

深層流は千年以上かけて地球の海を回っていて、地球の気候などの環境に大きな役割を果たしていると考えられている。

深層流の上部の流れは、黒潮など表面の海流とは違う流れだ。3000~4000メートル以上の深さを流れていて、表面の温度や養分に影響を与えている。

深層流のはたらき

流れだす深層流が地球を冷やしている!

地球は赤道など熱帯地方が暖め、北極や南極で冷やされている。このバランスをとって、地球の穏やかな気候を保つことに、深海流は大切な役割を果たしている。

流れだす深層流が地球に栄養を送っている!

南極で作られた栄養分の濃い海水を、深層流が世界の海に運んでいる。この栄養分が世界の海でプランクトンを育て、地球の豊かな海を作りだしている。